めずらしい映画
「ハート・ロッカー」を見ました。感想の前に、左の写真は、サッポロファクトリーのアトリウムの屋根。
そば屋の小上がりから見上げたところ。
吹き抜けが気持いい。
さて、映画の方ですが
爆弾処理のシーンは、いい。
しかし、あとは、どうなんだろうという感じだった。
というわけで、酷評したい。
砂漠の銃撃シーン、宿舎で酔っ払い殴り合ったりするシーン、少年の家を訪ねるシーン、クルマの中での会話、どれも冗長でつまらないか、意味不明だ。
たぶん、編集がダメなんだろう。
台所で料理を手伝いながら、妻に自分の仕事の必要性を話すシーンや、子供に向かって独り言のように、自分の仕事が好きだということを話すシーンも、陳腐すぎて、興ざめだ。
あと、やたらに画面を揺らされると、見る方は、疲れる。
テーマじたいで十分緊迫感があるのだから、そんな映像処理は、かえってジャマなだけだ。
それから、最近多いけれど、わざと画質を落として、リアルな感じを出すのも、実際わざとらしくて気に入らない。
誰かが書いていたが、これは反戦映画ではなく、やはり、エンターテインメントだ。
残念ながら、脚本も演出も甘くて、エンターテインメントの水準に達していない。
序盤に、前任の班長が死ぬ爆発シーンが、一番よくて、その後、だんだんにつまらなくなる。
スゴ腕で型破りの班長が着任し、さあこれからスゴイぞ、と観客に思わせ、その期待感で最後まで引っ張る。
上映時間131分。テーマはいい。俳優も悪くない。でも、監督の腕が悪くて、本来なら戦争映画の傑作になるべきところを、中途半端な作品になった。
にもかかわらず、アカデミー賞をもらっちゃったという、めずらしい映画でした。

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