ちょっと書いてみた
去年の暮れ、消費者庁は、「こんにゃくゼリー等の物性・形状等改善に関する研究会報告書」なるものを公表しました。
どんなバカげた指示であれ、それに真面目に取り組めば、こうしたものが出来上がるという見本のような文書です。
税金からなる時間と労力を費やした結果、こんにゃくゼリーの大きさを1センチ以下にすれば、窒息事故のリスクが低減されると、結論づけています。
こんにゃくゼリーによる死亡事故は、これまでに22件発生しています。(国民生活センター)
死亡者の年齢を見ると、41歳(女性)のひとりを除いて、7歳以下か、68歳以上でした。
ひとりの例外はありますが、8歳~67歳では、誰も、のどつまりで死んでいません。
食品による窒息事故の死亡者数は、人口動態統計(2008年)によると、年間4,727人ですが、原因食品の把握はされていないそうです。
ちなみに、全国の救急救命センターの調査(2006年)によると、一番多いのが、モチで、年間91件。パンが43件、米飯(おにぎりを含む)が28件、肉類28件、果実類27件、魚介類25件などですが、その他、多種多様な食品が原因となっています。合計378件。
(これは、あくまで、救急救命センターでの集計なので、全体の死亡者数のごく一部にすぎません)
窒息事故だけを考えれば、一番危険な食品は、モチです。
こんにゃくゼリーを規制するなら、まず、モチをやらなければなりません。
亡くなられた方や家族には気の毒なことです。
しかし、幼児が、こんにゃくゼリーを食べて窒息死したのは、食品メーカーの責任などではなく、食べさせた保護者の責任でしょう。
幼児よりは分別のある(認知症ではない)高齢者に至っては、ただの自己責任ですね。

0 Comments:
コメントを投稿
<< Home