いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

8.02.2008

赤と黒

光文社古典新訳文庫といえば、「赤と黒」(野崎歓訳)の誤訳問題がある。
巷間伝えるところによれば、仏訳そのものの誤りのほかに、日本語として、おかしな文章になっている部分が、数多く指摘されている。(特に、慣用句の使い方)
学生に下訳させたんじゃないかとウワサされているが、それならいかにもありそうなことだ。
昔、デタラメな翻訳が「超訳」などと称して、堂々と出版されていた。
でも、たとえ正確に訳されていたとしても、日本語として、ヘンテコなものを読まされては、かなわない。
アブクのような流行作家ならいざしらず、スタンダールを翻訳して、間違いだらけじゃカッコ悪いだろう。