いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

3.01.2012

甘受すべき事故だというのか

原発から30キロ圏内の道府県と市町村の首長へのアンケート(毎日新聞が実施)で「条件を満たせば再稼働に賛成」と考えている首長が、57%(78自治体)だったという。

条件というのは、安全確保や福島原発事故の原因究明などですが、再稼働の賛成理由(複数回答)には、「エネルギーの安定供給」(77%)や「ストレステストで安全性が担保される」(53%)などが大勢を占めました。
この条件と再稼働賛成は、裏表の関係で、同じことを言っているにすぎません。
条件をつけて、いかにも慎重なふりをしていますが、どんなかたちであれ、それらの条件が満たされれば、再稼働OKなのです。
要するに、なんとかして原発を動かしたいということです。
「交付金などの収入確保」という正直な答は、わずか6%でした。

一方、反対は17%で、その理由(複数回答)では、「福島原発事故の原因究明がされていない」(74%)や「原発の危険性が明らかになった」(65%)や「ストレステストでは安全性が担保できない」(57%)などです。
これも、実は、条件と裏表の関係で、条件が満たされれば、再稼働も仕方ないという意味です。
つまり、安全かどうかより生活の維持。
将来のリスクより現在のメシのタネ。

たとえば、クルマの運転は、経済活動に欠かせないけれど、事故のリスクもあります。
しかし、そうしたリスクを上回る経済効果がもたらされるので、結果的に、どんなに交通事故が多くても、社会は甘受すべきだという理屈とこれは同じです。
交通事故が起こらないように、さまざまな手立てを講じるものの、それらは、あくまで経済効果を損なわない程度にすぎません。
という比喩から言えば、これからも、原発事故は起こるし、社会は、それを甘受すべきだということになります。