不滅のプロジェクト
核燃料サイクルを議論する原子力委員会が、推進側だけを集めて開いていた「勉強会」と称する秘密会議で、政策見直しの4つのシナリオのうちの1つを隠していたことを毎日新聞が報じています。
1 全量再処理+もんじゅ継続
2 再処理継続(余剰分貯蔵)+もんじゅ留保
3 再処理継続(余剰分直接処分)+もんじゅ中止
4 全量直接処分+もんじゅ中止
このうち、3をボツにして、表の小委員会には、1、2、4を提出していたという。
小委員会での議論では、1「全量再処理」や4「全量直接処分」ではなく、必ず2か3に来る。すると、3を選ぶメンバーが出てくる。2なら、もんじゅは、事実上継続するが、3なら中止だ。
それは困る。
というわけで、3は、はじめからなかったかのように隠したわけです。
もんじゅには、莫大な予算がそそぎこまれています。
将来、核燃料サイクルが、実現するかしないかなんて、本当は、どうでもいいのです。
これから先も、何十年と甘い汁をすするために、もんじゅは、必要なのです。
こないだNHKのETV特集で「不滅のプロジェクト」という核燃料サイクルの歴史をやっていました。
すでに引退した官僚や技術者たちが、みずからの過去を語っています。(笑いながら)
夢と現実のはざまで、苦闘した彼らは、延々と負の遺産を積み上げてきましたが、国策という言葉のもとで、すべての責任を免れているかのようでした。

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