いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

1.20.2018

中身はともかく

オリバー・ストーン「プーチン・インタビュー」を読んでいます。
アメリカでは、ロシアのプロパガンダだとか、プーチンにへつらっているとか、さんざんに酷評されたようですが、私は、そうは思いませんでした。
そのうえで(誰かの書評にもありましたが)確かに「逆の視点」を提供するものです。
ロシア側から見たアメリカや西側諸国の姿を教えてくれます。

しかし、この邦訳タイトル「オリバー・ストーン オン プーチン」は、センスがありません。
オリバー・ストーンは「もうひとつのアメリカ史」で、アメリカという国の独善的、偽善的な歴史を暴いていますが、これでは、まるで、プーチンをダシにして、彼の「反アメリカ的」な主張を展開している本と思わされます。
ついでに言えば、装幀にも、センスが感じられません。