いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

2.11.2007

いくら落ちぶれても

本を読んでいて「空気感」という言葉に当たると、そこで読むのをやめるのだ。
「雰囲気」でもなく「空気」でもない「空気感」という言葉。
そんな言葉を使っていた本を、読んでいたこちらが恥ずかしい。
いくら落ちぶれても(つまり、まともな本を読む気力に欠ける生活をしていても)そんな本を読んでいたくはない。

2.08.2007

ずっと読んでいたい

文庫版「須賀敦子全集」が刊行されている。
出るたびに買って、あらためて読んでみると、文章がすばらしいことに感嘆する。
平易で的確。
長いセンテンスがあっても、破綻することがない。
インテリぶったところも、シニカルな気取りもない。
ずっと読んでいたい、気持のいい文章だ。