いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

11.27.2010

まだまだ

こないだ、ツタヤもゲオも真っ青の映画配信サービスと書きましたが、iTunes Store のタイトル数は、まだわずかに1000本にすぎません。(これから、徐々に増えてくるとは思いますが)
ツタヤディスカスの膨大な在庫に較べれば、月とスッポンなので、すぐさま宅配サービスから、こちらに鞍替えする気にはなりません。
1000本というと、たくさんあるじゃないかと思われるかもしれませんが、ジャンルを選んで、その200~300本のなかから、見たい作品を探しても、実は、大したものはありません。
いよいよ Apple TV も発売され(といっても、テレビが売られているわけではありません)これも画期的ですが、ケーブルテレビのラインナップと同じで、見たい作品が、揃っているわけではありません。
ただ、配信サービスなら、新作や人気の集中する作品を、借りそこねて待たされるということがありませんので、そこだけはいい。

酒と煙草と独身男

ハードボイルドの古典「長いお別れ」の村上春樹訳(タイトルは「ロング・グッドバイ」)が、いつの間にか、文庫化されていました。
単行本のときは、ぜんぜんその気にならなかったけれど、文庫になって読んでみると、これが、まったく春樹節ではありません。
もとの清水俊二訳は、昔、読んだ記憶が、あるような、ないような。(たぶん、ないだろう)
でも、持ってはいるような気もしました。

いや、本をたくさん持っていることを自慢したいわけではありません。
読みもしない本を持ち続け(手もとに持っていないのは、持っていることになるのか?)持っていることすら確信のない状態を自嘲しているのです。
本は、ひたすらに溜まり、陽に焼け、図書館の本より意義は薄れ、古本屋の本より価値は失われ、資源ゴミ以下の扱いを受けています。

でもって、あとから、清水訳も買って、読み較べてみました。
(おお、ハヤカワ文庫のサイズが違う)
清水訳は、意訳しているところが多いようです。
村上訳のほうが、原文に忠実で、しかも、古い年代の雰囲気を感じさせる文章になっています。
ただ、やはり、清水訳を意識してか、同じ言葉をわざと別の表現にしたりしているのは、残念なところです。
清水訳に親しんだ人が、村上訳を読んでも、楽しめると思いますが、逆は、むずかしいかもしれません。

11.25.2010

映画配信スタート

11日から、日本でも、アップルの映画配信が始まっています。
iTunes Store で購入、もしくはレンタルできます。
さっそく、レンタルしてみました。
旧作は、200円から。(SD:標準画質のスタンダードデフィニション版)
レンタル期間は、30日間。
ただし、再生を開始したら、48時間以内に見終わる必要があります。
もちろん、iPad でも見ることができます。
ツタヤもゲオも真っ青の映画配信サービスの始まりです。

11.18.2010

マンションの名称

昨年、マンションを買ってから、世の中の不動産市況(というのは大げさで、単にマンションの販売状況)を気にしています。
もちろん、買う前は、いろいろ調べましたが、買ってしまってからも、気になるもので、特に、新築マンションは、気になります。(たいていの人はそうらしい)

分譲マンションの名称が長くなる傾向があります。
通常、公的な届け出には、マンション名を入れませんし、郵便も届きますが、場合によっては、必要なときがあります。
長いと、いちいちわずらわしいですし、しかも、恥ずかしい名称だと嫌になります。
たとえば、こんなパターンです。

(a)デベロッパーの会社名+(b)ブランド名+(c)地名+(d)高級感を醸し出すために考えられた気恥ずかしい呼び名

このうち、(a)と(d)は、いらないですね。
会社名を入れるのは、地場デベといわれる、その地域でのみ営業する会社にありがちで、知名度アップがねらいでしょうが、ただ田舎臭いだけで、逆効果です。
一昔前は、大手でもありましたが、マンションの高架水槽や屋上付近の壁に、大きく会社名やロゴマークを表示したりしました。
あれも品がないです。
いま、新しいマンションでは、ほとんど見られません。
(d)にいたっては、ワケのわからないものや、一度聞いただけでは絶対に覚えられないものや、ラブホテルかと思われるようなものがあります。
一生(でもないかもしれませんが)つきまとわれることを思うと、マンションの名称は、大事です。

11.15.2010

ビジネスではない小説

森博嗣「喜嶋先生の静かな世界」は、作風とすれば、どういうわけか、「スカイ・クロラ」に近く、水柿助教授シリーズから毒気を抜いたような、自伝風の作品です。
ビジネスとしての小説(ミステリー)では、もう十分すぎるほど稼いだので、「もうこれ以上売れなくても良いと(笑)」いうわけです。
でも、やっぱり、これも売れるでしょう。
対外的な?「引退」をしたけれど、実は、これから、いいものを書くかもしれません。
ちょっと期待しましょう。
この作品は、iPad 版が出るそうです。
これの元になった短編「キシマ先生の静かな生活」も iPad 版が出るという。
確かに、電子出版なら、短編一作でも、バラ売りできるわけです。

あれからどうなったか

あれから iPad は、どうなったか?
別に、どうにもなりはしません。
あいかわらず、JRの中で、ビデオ鑑賞の道具になっています。
片道3時間半だから、映画を1本見て、本でも少し読んで、音楽を聴きながら居眠りすることもできます。
イヤフォンをワイヤレスにしました。
映画を見ていると、座席に縛り付けられている苦痛も、いくらかは軽減されます。
ものまねサムスンの Galaxy Tab のように7インチ画面だと、長時間視聴には、ちょっと厳しいかもしれません。

iPad 用ライブラリーも増えつつありますが、全部を載せているわけではありません。
そのときに、見たいものを何本か選びます。
邦画でも字幕が付く作品は、字幕を入れます。
これを焼き込むと言います。
つまり、メニューで字幕あり・なしを選択することはできません。(必要なら2種類用意するしかない)
というのも、車内は、結構やかましいので、音声を十分に聴き取れるくらいに音量を上げると、他の効果音などがやたら大きくなってしまい、疲れるのです。
イヤフォンからの音洩れにも、気を使うことになりますしね。

11.01.2010

ピーカンの語源

自分で書いて、疑問に思い、ネットで調べてみたら、タバコの缶入りピースが由来とか、映画撮影のカメラのピントが合うところからきたとか、パーフェクト・コンディションがなまったものだとか、諸説ありました。
どれも、ウソ臭いですが、個人的には、カメラのピント説が好きです。

気圧と頭痛

気圧と頭痛には関係がありそうです。
台風が近付いてくるときや、前線の接近で気圧が不安定になるときなど、頭痛の予感があります。
鎮痛剤を飲むか、飲まないか、迷うところです。
迷って、飲まないで、痛くなったときは、たいていひどいことになります。

久しぶりに、道東をクルマで走りました。
道東といっても、広いですが、別海町や中標津町の辺りです。
中標津町には、昔、転勤で2度住みました。(通算8年4か月)
とにかく広い。
別海町で道に迷ったら、どっちの方向に走っても別海町なので、自分がどの辺りにいるのかわからなくなるという話があります。(冗談です)

天気がいいと、気分も晴ればれし、やる気も起きますが、雨などの日は、気分も沈み、おっくうになります。
これも、気圧と関係しているらしいです。
道東の冬は、ピーカンの晴天が多く、前夜の放射冷却現象で、キンキンに冷えるのですが、日中は、澄み切った青空と真っ白な雪原が広がり、気分は爽快です。