いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

8.27.2011

意外とよかった

「コクリコ坂から」を見ました。
意外とよかったです。
昭和30年代を舞台とした童話。
情緒を味わうファンタジーです。
いまの10代の若者にとっては、まったくリアリティを感じられないでしょう。
実は、中高年のオッサンにとっても、それは、同じなのですが、感情移入できる範囲は、広いかもしれません。

8.25.2011

本当のカリスマ

Apple のスティーブ・ジョブズが CEO を退くという。
会長職になるというが、事実上の引退でしょう。
病状が相当悪いに違いありません。
Apple は、株価時価総額で Microsoft を抜き、一時エクソン・モービルを抜いて、世界最大の企業になりました。
一度は、Apple を追われ、その後、復帰したときに、いったい誰が、いまの Apple を想像できたでしょうか?
ただ、どんな素人にも、これだけは言えます。
彼がいなければ、いまの Apple はなかった、と。
iPhone 4 の受信障害が問題となったときに、その逆風を乗り越えたのは、彼のキャラクターでした。
その後、何の問題もなかったかのように、iPhone 4 は、売れ続けました。

かつて、最大のヒット商品 iPod について、彼は、「21世紀のウォークマンにする」と言っていました。
そう言わしめたほどのウォークマンを開発した SONY は、いま、どうでしょう?
SONY でなければ味わえない、新しいライフスタイルを感じさせるような商品を、SONY は、世界に提供できているでしょうか?
(昔、PSP を「21世紀のウォークマン」と喧伝しましたが、ヒンシュクを買ったようです)

8.23.2011

安物買い

ワイヤレスイヤフォンが壊れました。
ON・OFF スイッチの不具合らしい。
昨年11月に買ったものです。
一応ちゃんとしたメーカーの製品ですが、安モノは、安いなりのモノでしかないのかもしれません。
どこかにあるはずの保証書を探し出さなければなりません。

8.18.2011

期待しないように

長い間、コンサドーレ札幌については、書かないできました。
あまりにふがいない試合を長く続けていたので、今シーズンも、開幕2連敗したところで、やっぱり変わらないかと、失望とあきらめに陥っていました。
2連敗後、FC東京と引き分け、ザスパに勝ったものの、それからは、勝ったり負けたりと、ピリッとしないチーム状況でした。
と、書いているのは、ネットで、過去の戦績を見直しているからで、実際は、試合をろくに見てもいないし、当然記憶もないのです。(地上波の中継も減りました)
期待すると、ガッカリさせられるので、試合をフォローすらもしなくなったのです。

しかし、その後、引き分けもはさみながら、コツコツと地味に勝ちを拾い、昨日、東北大震災で延期になっていた第3節のジェフ戦を4-0で圧勝して、5位(勝点34)に浮上しました。
自動昇格圏の3位との勝点差は、わずかに4です。
そうは言っても、下位も、ダンゴ状態だし、連敗すれば、あっさり順位を落とすことになります。
昇格圏に入れば、また、書き始めるかもしれませんが、とりあえず、期待しないで(というのはウソですが)見ていましょう。

8.17.2011

山あいの村から夕日を望む

突然ですが、西興部村の夕日です。
先般、用事があり、遠軽町から滝上町まで、山の中をくねくねと抜け、それから、さらにしばらく走って、西興部村に着いたら、ちょうど陽が沈むところでした。
山あいの人口千人余りの小さな村です。
iPhone で撮りました。(アップ用にサイズは落としています)
道路標識や電柱が、アクセントになって、ちょっといい感じに撮れているかと思います。

何を「評価できる」?

「二重チェックは評価できる」(高橋 北海道知事)

泊原発3号機。
調整運転から営業運転へ移行。
フル出力で5か月も調整運転をしてきたので、営業運転へ移行しても、状態が変わるわけではなさそうだ。
まあ、福島原発事故の前から、何も変わらないということだ。
高橋知事は、道議会と地元自治体の意見集約をもって判断するとしていたが、はじめから容認するつもりだったので、これは、ただ、段取りのメンツを保つためだけだった。
二重チェックとは、原子力安全・保安院と原子力安全委員会のことらしいが、あれから、人も組織もやり方も、変わっていないように見えるのに、何を「評価できる」というのか?

電力の確保と原発の安全性は、ハカリにかけられない。
電力不足への懸念から、原発の安全性に目をつむるようなことがあってはならない。
万一の事故のリスクは、とても許容できるようなものではないからだ。
北海道の自然と食の資源をすべて失ってしまうことになる。

節電の夏、火力が熱い

火力発電所が、相次いでトラブルに見舞われているという。
休止中の火力をすべて再稼働させ、そのうえ、節電すれば、原発なんて不要になるので、これらのトラブルも、実は、電力会社の偽装工作かもしれない。
と思わせるほど、電力会社の信用は、地に落ちた。
ずっと地域独占で高い電気料金をふんだくってきたので、「原発反対なら電気使うな」みたいな、傲慢な体質は、変わらないと、世間から見られている。

「通常の運転でも、一定の割合で火力のトラブルは発生するもので、特に増加したとはいえない」(関電)

と、決して偽装工作などではないことを、暗に訴えつつも、トラブルをこまめにアナウンスし、ほら、火力ならこうなっちゃうんですよと、電力の安定供給の不安を煽るという戦術なのだろう。

8.16.2011

聞こえるのは波の音だけ

先日、サロマ湖の海側(陸地の細いところ)へクルマで行ってみました。
湧別町の市街から、三里浜キャンプ場(陸地が切れているところの近く)へ向かう道の途中に、レイクパレスという宿泊施設があります。
その脇に、遊歩道があり、原生林の中を500メートルほど歩くと、海へ出ます。
気味が悪いので、ひとりで行くのは、よしたほうがいいでしょう。
それと、虫除けスプレーが必要です。
藪を抜けて降りると、砂浜で、目の前180度に、オホーツク海の水平線が弧を描くように広がっています。
右手遥か遠くには、知床半島が、うっすらと見えます。
人の姿はなく、聞こえるのは波の音だけでした。
えーと、海の写真はありません。

8.02.2011

八百長試合

「私は、九州電力に対し、いわゆるやらせメールを依頼したということは全くありません。」(古川 佐賀県知事)

まあ、やらせを依頼したとは言えないでしょうからねえ。
ふつうは、言質を取られないように、あいまいな言い方をするものですが、「メール」という方法まで指示しているところをみると、利害関係が同じ者どうし、あうんの呼吸すら不要な、即物的な物言いだったのでしょう。
電力会社、原子力安全・保安院、地元自治体、すべてグルだったということが、再確認されました。
特に、保安院については、レフェリーのふりして、実は、一方のプレーヤー(電力会社)の味方であったということです。
他方のプレーヤー(地元自治体)も、実は、相手方の勝利に荷担していたということで、完全な八百長試合です。
問題なのは、そんなのバレバレで、誰もが知っているにもかかわらず、それぞれの既得権益のために、試合を続行させてきたことです。