いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

9.30.2013

老練な書き手

昨日買った文庫本「写楽 閉じた国の幻(上)」が結構おもしろいです。(あとで下巻も買おう)
ミステリーは嫌いと言いながら、何で買うのかというと、これはもう、島田荘司のオーラです。
(特に、文庫版になるとオーラが増す?)

ミステリーは、どこかで陳腐な「謎解き」をしなければならないので、その陳腐さに、読者が怒り狂わないように、できるだけ思わせ振りに「謎」を仕込む必要があります。
そのうえ、プロットは複雑怪奇に、人物はそれなりに造形されなければなりません。
その点島田荘司は、さすがに、老練さを感じさせます。
だから、読者としては、ダマされてやろうじゃないのって感じでしょうか。

9.14.2013

酷評「許されざる者」

「許されざる者」は、期待外れでした。
クリント・イーストウッドのオリジナルに対し、まったくもって失礼な出来というべきです。
全体にウエット一辺倒で、メリハリがない。
だから、人物が描けていない。
セリフもつまらない。
せっかくの大自然が泣く、凡庸なカメラ。
凝ったセットも奥行きが感じられず、その中にいると想像させてくれない。
音楽が陳腐で、ただやかましい。

9.02.2013

おやおや

ずいぶんのごぶさたでありました。
といっても、誰も読んでいないのだから、何の不都合もありませんが。
実は、その間、別のブログをやっていました。(が、それもだいぶ中断しています)
とりあえず、生きてはいるということで。