いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

8.26.2010

バカ目線

ふだん、この時間帯は、テレビを見ていないので、昨夜、たまたま見た NEWS ZERO という番組が、どの程度の質のものか、よく知りません。
また、コメンテーターとして出演していた星野仙一という人物に、特に、偏見があるわけではありません。
一方、特に、情報があるわけでもない。(はっきり言えば、興味がない)
だから、彼がどんな見識を持っているか、知らないで言うのは、おかしいかもしれません。
しかし、キャスターが、円高のニュースを伝えたあと、星野仙一に意見を求めるのは、どうなのか?
それに応え、彼は、自分が素人だと断りながら、日本経済の現状を憂え、政府・日銀の対応を批判し、為替介入すべきだと主張するのは、どうなのか?
素人でよくわからないなら、別の言い方をすべきだし、そもそもそんな素人に意見を求める番組構成が、おかしくはないか。
これは、番組制作者がバカなのか、視聴者がバカにされているのか?
きっと、後者ですね。
番組制作者は言うでしょう、「バカに合わせて作ってやっているんだ」と。

8.25.2010

ご冥福を

アニメ監督の今 敏(こん さとし)氏が亡くなりました。
病気療養中だったとのこと。
まだ46歳の若さでした。
「東京ゴッドファーザーズ」「妄想代理人」「パプリカ」など、彼の作品は、どれも好きです。
ご冥福をお祈りします。

歴史の彼方

NHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組があります。
テーマ曲が気に入っていて、いつも、最初だけちょっと見てしまいます。(もちろん、おもしろければ、全部見ます)
案内役は、アナウンサーの渡邊あゆみですが、筋張った顔に、厚い、脂ののった化粧を施し、その回の時代背景を模した衣装も相まって、なんだか妖怪じみた不気味さが、漂ってきます。
かつての可憐な面影は、歴史の彼方です。

8.21.2010

クールな議論

録画していた「ハーバード白熱教室」を見ました。
とってもおもしろかったです。
全部録画できなかったので、あとで、NHKオンデマンドで見よう。
「ハーバード白熱教室」という番組名は、ちょっといただけない。
白熱した議論、という陳腐なイメージか。
逆だろう。
知的でクール。むずかしいが、決してわかりにくくはない。
そのまま「ハーバード大学公開講義」でよかったのに。
実は、本も買っていました。(めずらしく)
マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう」(原題:Justice)
西部邁がイチャモンをつけていましたが、あいかわらずの偏屈ジジイぶりです。

8.18.2010

強迫観念

iPhone を2日間、裸で使ってみました。
(わたしが裸になったわけではありません)
気になる電波障害ですが、確かに、デスグリップ状態では、5本のアンテナ表示が、1本また1本、と消えていきます。
そうなると、メールの送受信はできません。
持ち方を変えると(左下の切れ目を露出させると)アンテナ表示は、復活します。

もうひとつ気になったのは、この美しいiPhone4 は、角張っているものの、ツルンとした感触なので、落とす(紛失ではなく、落下させる)危険性があることです。
太宰治だったか、誰だったか、便所(昔のくみ取り式)に行くたびに、足を滑らせて、クソ溜めに落ちるのではないかという強迫観念にとらわれた話を読んだ記憶があります。
常識で考えれば、幼児でもない限り、あの便器の穴をくぐり抜けて落ちるはずがないのですが、たとえば、高いところへ登れば、自分が飛び降りてしまうのではないか、あるいは、そこまでいかなくても、サイフとか何か大事なものを落とすのではないかという不安に襲われるのと同じで、強迫観念に理屈はありません。

携帯電話を落としたことは、何度もありますが、一番ひどかったのが、下りのエスカレーターで、手から滑り落ちたそれは、階段の上をカンカンと音をたてて弾みながら、下まで転がっていきました。
iPhone で同じことが起きないとは、断言できません。
要するに、ケースに入れるか否かで、悩んでいるのです。

8.17.2010

突然ですが

番外編「バーコードを太陽に」

 ぼくらはみんな ハゲている
 ハゲているから 歌うんだ
 ぼくらはみんな ハゲている
 ハゲているから かなしいんだ
 バーコードを太陽に すかしてみれば
 まっかに流れる ぼくの血潮
 ショーンだって ブルースだって
 ニコラスだって
 みんな みんなハゲているんだ
 友だちなんだ

突然ですが、「手のひらを太陽に」の替え歌です。
大きな声で、元気よく、歌いましょう。

8.16.2010

勇気をふるって

勇気をふるって、iPhone の保護フィルムを剥がすことに。(大げさな)
貼っていたフィルムは、ホームボタンの部分がえぐられているのですが(丸くくり抜かれているのではなく、逆さUの字になっている)そこは、パネルがわずかに露出しています。
その部分に触れても、指紋跡は、ほとんど目立たないことに気がつきました。
いざ、剥がしてみると、大正解。
これなら、ぜんぜん問題ないじゃないか、と。
本体を保護する、電波障害を防ぐ、ストラップを取り付ける、など、ケースの用途は、いくつかありますが、この美しいガジェットを覆い隠さずに使うことに較べれば、どれも、絶対的な目的とは言えません。
唯一、気になった電波障害については、よく確認できませんでした。
(これは、またあとでレポートすることになるでしょう)
ところで、フィルムを剥がすときは、爪を立てたりしてはいけません。
セロテープを使うと、簡単に、きれいに剥がれます。

iPad の方も、剥がしました。
おお、なんということだ。
やはり、こうして裸で使うのが正しかったのだ。

8.14.2010

無人駅

どういうわけか、JRを乗り間違えて(アホです)途中下車。
ここは、栗沢駅のホームです。
わび・さびの世界・・・かな?
無人駅のホームで、iPhone をいじくっても、むなしさがつのるだけです。
さて、この iPhone4 については、電波障害の問題がありましたが、「デスグリップ」などと言われて、大いに騒がれ、非難もされました。
ところが、「デスグリップ」だなんて、カッコいい!! と、アップルマニアたちは、懲りないみたいです。

8.12.2010

ロシア領か

遠軽は、旧網走支庁管内にあります。
網走支庁は、北海道の支庁制度改革により、今年の4月から、オホーツク総合振興局という名称に変わりました。
この名称変更には、いろいろと議論があったようです。
支庁→総合振興局もしくは振興局(総合抜き)については、横に置いて(くだらないので)、オホーツクの方についてです。

オホーツクの語源は、ツングース語の「オタカ(川)」だそうです。
それが、町の名前になるときに、ロシア語化されて、オホーツクとなり、その後、海の名前に転用されたということです。
一方、アバシリの語源は、諸説ありますが、アイヌ語です。
北海道の歴史を考えると、どちらがふさわしいでしょうか?
というより、わざわざロシア語に変える意味が、よくわかりません。
地域全体の名称を網走市だけに独占させておくのがおもしろくないとか、将来、総合振興局を移転させるときに支障がないようにとか、そんな思惑があるのでしょうか。

8.10.2010

排他的な嗜好

単身生活で、夜はヒマなので、レンタルで海外ドラマを制覇してやろうかと思いましたが、すぐにアキてしまいました。
新しい作品よりも、気に入ったものを繰り返し見るほうがいい。
保守的、というより、単に、排他的なのでした。
気に入ったものといえば、もちろん「ER」と「ザ・ホワイトハウス」です。

「ER」は、マーク・グリーン(アンソニー・エドワーズ)が死ぬまで、「ザ・ホワイトハウス」では、サム・シーボーン(ロブ・ロウ)が退任するまでが、物語の華で、その後は、惰性のようになってしまいます。
それを打破しようと、いろんなキャラクターが登場しますが、はじめから見ている者の目には、「んー、レギュラーを張るにはちょっとね」と映ります。
というのは、後付けの見方で、実は、そうでもありません。
途中、ゆるむところもあるし、レギュラー扱いだったのに、すぐに消えたキャラクターもありました。
ドラマの制作じたいに、柔軟性があるので、視聴者の風向きを読むあまり、よくも悪くも変わるというわけでしょう。

iPhone4 レビュー(その2)

iPhone4 のよさは、なんといっても、そのスムーズなインターフェースにある。
機敏で滑らかな反応が、心地よいのだ。
タッチパネルは、こうでなくちゃいけない。
Andriod 機種や、これから現れる、Windows Phone 7 のことなど、スペックを比較しても、使い心地はわからない。

ASUS 製の Windows Phone 7 のリーク情報が、ネットをにぎわしているが、写真が暗くて、鮮明じゃないせいか、無骨なデザインだった。
タッチパネル以外の部分は、できるだけシンプルにするのが、スマートフォンの王道だと思う。
iPhone4 のホームボタンを見るがいい。
ブラックタイプは、スリープ状態になると、全面黒くなって、これがかっこいい。(そのぶん指紋跡も目立つわけだが)
発売が延期されているホワイトタイプは、デザイン的におとなしくなってしまった。(逆に、カラーバンパーとの相性はいい)

カメラは、500万画素だから、スペックとしては低いが、実用的に十分だし、思ったより使いやすい。
もちろん、シャッターは、タッチパネル上にある。
そこに指を乗せ、離すと、シャッターが切れる。
写すときに、ちょんと指を触れるのではなく、乗せておいて離す感じだ。
そのほうが、タイミングが取りやすいし、手振れもしない。
ビデオ撮影の映像も、なかなかきれいだ。
iMovie というアプリ(有料)を使えば、かなり高度な編集もできるという。
わたしも、ダウンロードしてあるが、実は、まだ使っていない。

8.05.2010

この国の少子高齢社会

幼い子どもを飢え死にさせておいて、遊び回る親。
行方不明の親を捜しもしないで、年金だけ受け取る子ども。
これが、この国の少子高齢社会か。

8.04.2010

iPhone4 レビュー(その1)

iPhone4 のレビューを書きたい。
筐体のデザインは、メカニカルでアップルらしくないが、それでも、アップルらしいと感じさせるところが、アップルらしい。(なんのこっちゃ)
表と裏にアルミノケイ酸ガラスのパネルを貼り、側面をステンレス合金の帯で巻いている。
なんて美しいんだろう。
ほれぼれしてしまう。

正面には、タッチスクリーンの液晶画面とホームボタンがひとつ。
いたってシンプル。
他のスマートフォンのように、タッチスクリーンの外に、複数のボタンが、ごちゃごちゃ並んでいない。
このシンプルさは、iPad にも共通する。
Kindle や、他の電子書籍ビュアーは、画面外のボタンが、視覚的にうるさい。

さて、Retina(網膜)ディスプレイと名付けられた液晶画面は、明るく鮮やか。
まるで、はめ込み画像のように、クッキリと見える。
通常は、バッテリー消費を抑えるためにも、明るさを半分以下に落として使う。
それでも、コントラストが鮮明なので、全然支障はない。

タッチスクリーンの操作感は、キビキビしていて気持がいい。
iPad のように、広い画面上で、シュンと走らせるような爽快感は、味わえないが、反応は的確だし、特に、狭い画面をスクロールさせるときのアクションが、すばらしい。
これは、言葉では伝えられないので、体験してもらうしかないが、スクロールのスピードが一定ではないのだ。
指で滑らせるときに、スピードを調節できる。
チョンとはじいて、速くスクロールさせることもできるし、指でひきずりながら、ゆっくり滑らせることもできる。
画面右端に薄く頭文字が表示される場合は、そこをはじいて、目的のページに飛ぶこともできる。
上端や下端に達すると、いったん行き過ぎてから、揺れて戻るようなアクションがある。
だから、ここが画面の終わりなのか、何かの原因でフリーズしているのかを、一瞬疑ったり、まだ先があるのかと確認してしまうムダがない。

指紋の跡が付くのは、タッチスクリーンである以上、物理的に仕方がない。
すぐにフィルムを貼ってしまったので、確認していないが、指紋が付きにくいコーティングがされているらしい。
iPad のときも、そうだったが、箱から取り出すと、とてもこのままで触る気になれず、やっぱり貼ってしまった。
非光沢タイプだと、指紋が目立たないらしいが、せっかくのディスプレイをわざわざ曇らせて使うなんて、バカげているので、光沢タイプを貼った。

サイズは、普通の携帯よりひと回り大きい。
重さは、137gで、軽いとは言えない。
でも、厚さが 9.3mmなので、ポケットに入れたときに、かさばる感じがないのはいい。
ただ、余計な出っ張りがなく、材質もツルンとしているので、滑り落ちる可能性は、かなり高いので、注意が必要だ。

8.02.2010

思い出?

そういえば、以前(たいぶ昔)シグマリオンという PDA を使っていたことを思い出しました。
NEC 製で、OS は Windows CE でした。
そんなものがあったなあ。
懐かしい。
ところが、これは、ろくに使いもせずに(というか、あまり使いものにならなかったせいだが)リサイクルショップに売ってしまいました。

ついでに、思い出しましたが(思い出したくなかった)ギガビートという、デジタルオーディオプレーヤーを使っていました。
東芝製で、20GBの HDD を搭載し、外見は MDプレーヤーみたいでした。
これは、あろうことか、列車の中に置き忘れ(前席の背の網ポケットの中)当然ながら、そのまま戻ってきませんでした。
(本体だけ手に入れても使えないと思うが)

8.01.2010

ドストエフスキーの翻訳

青空文庫に、中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」(上巻のみ)が載っていたので、ちょっと読んでみると、これが、なかなか格調高くてよいのでした。
ぜんぜん古い感じはしないし、とても読みやすい。
中山訳では、「カラマーゾフ」と伸ばさない。
i文庫で、iPhone にダウンロードできます。
残念ながら、まだ上巻だけです。
中・下巻については、作業中だという。
角川文庫版で出ていましたが、むろん絶版です。
古本では、法外な値がついています。
ドストエフスキーがブーム(というのも、ヘンだけれど)なので、復刊されるかもしれません。