いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

10.29.2010

概念がなければ実体もない

「知事に育休という概念はありません」(高橋北海道知事)

知事に、なければ、副知事にも、ないだろう。
じゃ、部長クラスにはあるのか? ないだろうな。
課長クラスはどうだろう? 概念はあるかもしれないが、実行に移すヤツはいないだろう。
部長、課長あたりだと、中央官庁からの天下りのアンチャン以外は、ほとんどが臭いオヤジか、死にかけのジジイだから、要件に該当しないかもしれない。(孫ならともかく)
係長クラスはどうか? なかには勇気のあるヤツがいるかもしれないが、「何考えてやがんだ」と陰口をたたかれるだろう。
当然今後の出世は望めない。
ヒラではどうだ? 建前の少子化対策があるから、スケープゴートにされるヤツがいるかもしれない。
しかし、彼が係長に昇格したら、2人目が生まれても、2度目の育休は取れないだろう。「ズーズーしいヤツだ」と言われたくないし、今後の出世も望めなくなる。
おまけに、民間では育休などファンタジーの世界だ。
だから、それもこれも、なにもかも、全部公務員のせいなのだ。
組織の中で、社会の中で、足の引っ張り合いというわけだ。

10.28.2010

ためになる話はうんざりする

これも孫引きです。(ドラッカーの言葉を紹介している掲示板があるので、そこから)

「今日、目標管理すなわち目標によるマネジメントについての議論のほとんどが、「唯一正しい目標」を探求するものである。しかしそれは、賢者の石を探し求めるように空しいだけではない。明らかに毒をなし、誤って人を導く。」(「現代の経営」)

「目標は、自らの属する部門への貢献によって規定しなければならない。」(「マネジメント」)

前者は、複数の相反する目標(たとえば、短期的に利益を上げることと、長期的な人材育成とか)があるのだから、要は、バランスを考えて目標を設定しなさい。ということらしい。
後者は、そのままの意味。
とすれば、言ってることが矛盾しないか?
目標を設定する主体が異なるのだろうか?
目標が相反する場合、自らの属する部門への貢献を基準にバランスを取りなさいということだろうか?

ドラッカーは、主張を論理的に展開しているはずだから、こうして切り取ってしまうと、わけがわかりません。
こんな掲示板は、ひいきの引き倒しになり、結局、通俗啓蒙書として、誤解されるか、無視されるのがオチです。

現代社会では、マネジメントを逃れて生きることはできない。
としても、マネジメントの話には、うんざりします。
自分がまるで機械部品にでもされたようで、正確に動作しない奴は、不良品だと言われているみたいです。

10.27.2010

ためになる話はくだらない

ドラッカー「現代の経営」に、こんなくだりがあるそうです。(また聞き、ならぬまた書き)

「目標設定の難しさは、いかなる目標が必要かを決定することにあるのではない。いかに目標を設定すべきかを決定することにある。この決定を実りあるものにする方法は一つしかない。(中略)測定すべきものを決定し、その測定尺度とすべきものを決定することである。」

要するに、何を言いたいのかというと、目標は具体的に、ということです。
それには、数値目標を設定するのが、手っ取り早い。
たとえば、読書の目標を設定するときは、「本をたくさん読む」ではなく「毎月本を5冊読む」というふうに。

くだらねえ。

買物依存症になってみたい

やむ得ず母艦としているエプソンのノートが壊れかけているので(ヒンジの部分が割れている)いずれ買い換えなければなりません。
この古いエプソンは、おそろしく鈍重だし(慣れましたが)、ときどきディスプレイが落ちるし。
MacBook Air を見れば、欲しくなるのですが、これは、そもそも用途が違います。
映画をストックしておくために、記憶容量は、もっと必要ですが、バリバリ作業するわけではないので、何でもいいといえばいい。
デスクトップは、結局、ジャマになるので、ノートがいい。
などと考えているうちがハナです。

10.23.2010

いらないけれど、欲しい

MacBook Air を触ってみました。
アルミボディは、美しすぎるうえに、なんちゅう薄さだ。
まるで研いだ刃のようじゃないか。
ノートで1kgちょっとは、ふつうの重さだけれど、ズシリと感じます。
指先でつまんで、水平に持ち上げている画像が・・・
なにせ、名前が Air だから。
アップルのセンスが光っている。けれど、あんなふうには持ち上げられません。
アルミで造らなかったら、もっと軽く感じるに違いない。
しかし、筐体の造形と硬性を考えれば、アルミだから実現できたのでしょう。
携帯するなら iPad があるので、これを持つ意味は、ほとんどありません。
だから、欲しくない。という結論にはなりませんが。

10.21.2010

カッコよすぎる

新しい MacBook Air が出ました。
こんなに薄くしなくてもいいのに。
と思うけれど、ブリーフケースの隙間から、スッと取り出す快感を想像してしまう。(ヲタです)
筐体のサイズは、2種類。11インチ(重さ1.06kg)と13インチ(重さ1.32kg)、厚さは、どちらも17mm。
いずれも、フラッシュメモリ(64~256GB)を用い、ハードディスクや光学ドライブは、内蔵しない。
しかし、カッコよすぎるだろう。
他メーカーのノートが、どれも不細工な出来損ないに見えてしまいます。

10.12.2010

どうせドラマなのだから

「龍馬伝」は、とうとう低視聴率から抜け出せませんでした。
さもありなん。
はっきり言って、おもしろくないもんね。
脚本もダメなら、演出もダメ。
幕末の世情をわかりやすくするために、描かれるのは、感情のぶつかり合いばかりで、愁眉を開かれるような議論のシーンが少ない。
感情的な葛藤ばかりを、それも、怒鳴ったり、わめいたり、泣き叫んだりするところを、延々と見せられるのは、疲れる。
もともと、坂本龍馬のキャラクターは、藩や身分のしがらみを超えた、自由で明るい、ノーテンキなところにある。
視聴者は、悩み苦しむ一青年のウダウダを見たいわけじゃない。
幕末という怒濤の時代を鮮やかに駆け抜けた、歴史上のヒーローとして、カッコよく、さわやかに描いてほしかった。
そのために、福山雅治を起用したんじゃなかったのか。

ごく当たり前のクルマを

どうでもいいといえば、どうでもいい話ですが、リタイアしたら、ちょっとだけゼータクなクルマに買い換えたい。
でも、やっぱり、コンパクトカーに乗りたいと思います。
いまは、初代(マイナーチェンジ後)のデミオですが、もうじき10年になります。
買ったときは、おそろしく安かった。
ただ、エンジンはやかましい。乗り心地は悪い。鉄板を張っただけのようなボディ。まるで物置に入って運転しているようなクルマですが、この天井が高い(だからシート位置も高い)2ボックススタイルは、シンプルで美しいだけでなく、機能的で、街乗りにピッタリでした。
現在のデミオは、流麗なスタイルに変身し、子供が無理にシナを作っているようで気持悪い。
というのも、国産メーカーのコンパクトカーは、どれも、若い女性やガキを対象にしているらしいのです。
スタイルも品がないし、内装に至っては、悪趣味か、そうでなければ、かわいらしすぎる。
たとえば、VWポロのように、中高年の男が乗っても、恥ずかしくならない、というか、ごく当たり前のクルマを作ってほしいと思います。

10.10.2010

大きくもないが

ヨドバシで Galaxy S のデモ機に触ってみました。
思ったより、大きくもないし、軽い。
大きくもないが、小さくもない。
ただ、美しくないのだ。
Xperia は、カッコいいが、ありがちなデザインで、おもしろくないし、美しくもない。
フェチっぽい要素が欠けているのだ。
店員がジャマするので、早々に離れました。

10.07.2010

韓国の侵攻

強敵は、いよいよ上陸する Galaxy S(ギャラクシー エス)でしょう。
ものまねサムスンが、iPhone4 を追撃すべく、総力を結集して作り上げた、少し大きめの iPhone3G? です。
Galaxy S の画面デザインが、少しやぼったく感じるのは、単に、iPhone4 の方にホレているからでしょうか。
この Andoroid は、スムーズに動くらしい。
日本でのキャリアは、NTTドコモです。
アップルにソデにされた意趣返しとばかり、ハデに攻勢をかけるでしょう。
サムスンは、Galaxy Tab という iPad のパクリも発売しました。
こちらは、7インチディスプレイで、薄い弁当箱のような大きさ。
382gという軽さはいいですね。

10.06.2010

ワンツーフィニッシュ

iPhone4(32GB)は、電波障害の悪評などものともせずに、携帯電話販売ランキングで、14週連続首位の座にあります。
2位も、同じ iPhone4(16GB)です。
一時、Xperia が2位に食い込みましたが、再び iPhone4(16GB)が奪い返しました。
(9/20~9/26 マーケティング会社 GfK Japan 調べ)

ギクシャクした Android なんか、お呼びじゃありません。
少しでも、動きがスムーズでなかったり、緩慢だったりする時点で、スマートフォンとしては、アウトでしょう。

いずれ生活習慣病に

LDL(悪玉)コレステロール値で、精検になってしまいました。
昨年より下がったけれど、これで、3年連続。
ネットで調べていたら、コレステロール値には、賛否両論があるそうです。
一般的には、LDL が高いと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるとされています。
一方で、いや、むしろ高いほうがいい、という見解もあります。
背後には、「日本動脈硬化学会」と「日本脂質栄養学会」の対立があるらしい。
いまのところ、日本医学会傘下の前者に分があるようで、保健指導も、治療も、そのスジで行われています。
ただ、実際の治療では、他の危険因子(加齢、喫煙、高血圧、糖尿病など)と併せて、リスク管理の目標値が、定められていて、正常範囲を逸脱しているからといって、即、投薬ということにはならないそうです。
これまで、精検は、受けていませんでした。
とりあえず、2か月ほど、食生活の改善と運動に努めてみて、それから受診しなさい。
と、妻(保健師)に言われました。

10.02.2010

ブリューゲルの発見

先日のニュース。
そんなことがあるもんだ。
400年前にスペインの貴族の家に渡っていた、作者不明の絵画が、16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルの作品と判明したという。
プラド美術館が鑑定したところ、本物だったそうです。
「聖マルタン祭のワイン」と題されたテンペラ画(縦148cm×横270.5cm)で、1565~68年頃の制作とみられます。
スペイン政府は、700万ユーロ(約7億9千万円)で買い取りたいと交渉しているそうですが、オークションにかければ、少なくとも2500万ユーロ(約28億3千万円)の値がつけられるだろうということです。
はは。

ブリューゲルは、同じネーデルランドの画家ヒエロニムス・ボスの幻想的な作風と重なりますが(「悪女フリート」など)、農民の生活を描いたシリーズは、その抒情的で静謐な雰囲気が、日本人の感性にも合います。 (「雪中の狩人」など、ファンは多い)
代表作「バベルの塔」や「死の勝利」などは、見る者を圧倒しますが、「ネーデルランドの諺」や「子供の遊戯」のような群像画も、ブリューゲルらしい作品です。
また、さまざまな風刺や批判をこめた、寓意的作品(「盲人の寓話」など)も有名です。
画集が、手元にないので(疎開したまま)、ネットで確認しながら書きました。