やっちゃえ～

原発地元の民宿のオッサンが、再稼働してくれなきゃ商売上がったりだと訴えているのを、テレビが流しています。
リスクを取っても飯を食うためにはしょうがないんだという考えもあるでしょう。
自分ひとりでリスクを取れるなら、それでもいいかもしれません。
地元の町が原発なしでは経済が成り立たないから安全性に不安があっても再稼働を認めざるを得ないんだという考えも理解できます。
誰だって、自分がまず第一ですから。
大都市に対しては電力不足、地元に対してはお前ら失業だぞみたいな脅かしで、再稼働が進められようとしています。

これから一番問題となる放射性廃棄物の処分方法は決まっていませんが、いずれ科学技術も進歩するでしょうし、たとえどうにもならなくて地下に埋めたとしても、何万年も先のことなどどうでもいいことだから、やっちゃえ～てなもんです。

お別れです

４閣僚を操ってきた仙石政調会長代行が、表に出てきた。
原発を停めたら「日本がある意味では集団自殺するようなもの」と、いきなり過激な発言をし、野田首相の棺桶の蓋に釘を打ってしまった。
これで、あとは、出棺するだけになりました。

政権の命運は尽きた

大飯原発再稼働で野田政権の命運は尽きたと思われます。
なかでも、枝野経産相と細野原発事故担当相の政治生命は、終わりです。
これほど、どうしようもない人たちだと思いませんでした。
言ってることが支離滅裂。
不合理なだけでなく、犯罪者の言い逃れみたいなものです。
地元を説得する前に、自分自身が納得しているのでしょうか？

野田首相は、完全に終わっています。
消費税で自ら入った棺桶に、原発再稼働で自ら蓋をしました。
生きた屍状態です。
のちに、名前も思い出されない首相のひとりになるでしょう。

恥ずかしい国

首相、官房長官、経産相、原発事故担当相の４閣僚が、ガン首そろえて、何を議論したのか知らないが、大飯原発を再稼働させるという。

政治判断って・・・
安全性を判断する資格があるのか？
判断できる能力があるのか？
原子力安全委員会は、どこへ消えたんだ？

政治家やっていて恥ずかしくないのか？
本当は恥ずかしいんだろう。
しかし、国民はもっと恥ずかしいぞ。