いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

7.28.2006

突然直る

壊れたMP3が復活。
壊れたというのは、フリーズ状態で、入力を受け付けなくなったからだが、いろいろいじくってみても、回復しそうにないので、もう新しいのを買っちゃうか~と、ヨドバシ方面へ出かけたものの、256MBタイプが、すでにほとんど置いてなくて、スペックが向上すれば、その分、安くなるかといえばさにあらず、価格はそのままで、スペックだけが上がるという、結果的に技術進歩の恩恵は受けているのだが、消費レベルを抑えることはできないというカラクリになっているわけだった。
ちょっと迷って、結局買わずにすませ、またしつこくいじくっているうちに、なぜか突然直ってしまった。
はは。

7.27.2006

北海道じゃ~

この夏一番の暑さ。
といっても、本州に較べれば、どうってことないのだろう。
陽差しがあると、猛烈に暑いけれど、陰ると、とたんに涼しくなる。北海道じゃ~

図書館で借りた有島武郎の評伝がおもしろかったので、ネット古書店で注文する。
古本の場合、保存状態がわからないので、届くまでにスリルがある。
サイトによっては、シミ有・背ヤケとか、函少汚れとか、あるいは、若干線引有とか、いくらか参考になる情報を載せているところもあるけれど、普通まあ多少の痛みや汚れは、覚悟しなければならない。

7.24.2006

斜め読み

道立近代美術館の鑑真和上展を見に行った。
木彫像といっても、全部木で造られているわけではない。
漆(うるし)で細部を整形したりしている。
「木心乾漆造(もくしんかんしつづくり)」などという。
ずるい~木だけで造ってほしいのに~(?)

仏教文化財のサイトを読んでみると、当時、漆は大変高価だったという。
天平時代後半になって、財政的に苦しくなると、漆を大量に使い、手間ヒマかける造り方(これを「脱活乾漆造(だっかつかんしつづくり)」という)は困難になり、木材が使われるようになったそうだ。
肝心の鑑真和上坐像は、この「脱活乾漆造」である。

さて、展示のコメントに「一木造(いちぼくづくり)」と書かれてあると、1本の木から彫られたものなのかスゲーなあ~と思ってしまうところだけれど、頭部や胴部が「一木」であれば、「一木造」とされたらしい。(えっウソ!?)
「一木造」の方が、いかにも匠の技という感じで、価値が高いような感じはする。
一方「寄木造(よせぎづくり)」は、木材のサイズに制約されずに、大きな彫像を制作できるし、大量の彫像を分業で早く仕上げることができるというメリットがある。
平安時代からは、ほとんど木彫像に移行したという。
というようなことを斜め読みで勉強してしまった。

7.22.2006

日本のドラマってアタマ悪そう

「ザ・ホワイトハウス」(The West Wing)は、第7シーズンまであるそうだ。
先日、ようやく第3シーズンのDVDが発売された。(もちろん買っている)
これが全部DVD化されて、日本でも発売になるのは、いつのことか。
それにしてもまあ~なんちゅうドラマだろう!
いつも思うけれど、日本じゃ絶対作れないタイプのドラマだ。
政治や行政のシステムが違うんだから当たり前だ。と言われるかもしれない。
いや、なんちゅうか日本のドラマは、幼いというか、アタマが悪そうというか。でなければ、情緒ベタベタ。無惨で恥ずかしい。
でも、ドラマというのは、ふしぎなもので、なんじゃこりゃと思いながらも、見ているうちに、つい続きを見てしまうところがあるから困る。

7.16.2006

素人考え

タイレノールをようやく見つけた。
アセトアミノフェン単独の頭痛薬で、効きは弱いかもしれないけれど、他の市販薬より副作用は少ないだろう。という素人考えだ。
病院から処方されたカロナール錠が、残り少なくなってきたので。(いちいち処方してもらうのもめんどうだし)
胃薬の方は、これも病院から処方されたムコスタ錠が抜群だった。
これはまだたくさん残っている。

いつだったか、だいぶ前に「芸術の森」で、有島武郎旧邸を見た。
有島武郎の作品は、あまり読む気になれない。(実際、読んでないうえに、こんなことを言うのもナンだけれど、文学としては、読まなくてもまあいいかな~という感じなのだ)
でも、有島武郎という人間には、興味がある。
古本屋で有島武郎論を探してみると、これが結構あるのだった。
なかには法外な値がつけられているものも。
いったい誰がこんなものを買うというのか?

7.09.2006

若すぎる

「M:i:Ⅲ」を見た。
ハデなアクション満載。
2作目よりは、おもしろかったかな。
バチカン潜入のシーンは、迫力があった。
武器商人役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、ただの汚れ役の三流役者かと思っていたら、今回は、すごみがあって、なかなかよかった。
それにしても、トム・クルーズは、若いねえ。若すぎる~

7.08.2006

文章に付き合うこと

南陽堂書店に寄ったら、床に置いたダンボール箱に、山本夏彦の単行本が詰まっていた。
誰かがまとめて処分していったのね。
「ダメの人」の中に「米川正夫論」があった。(短いけど)
これ、読んでみたかったのだ。
ドストエフスキーの米川訳は、どうも好きになれなかった。
翻訳としてどうなのかという議論は、よくわからない(わかるはずがない)けれど、自分にとって、長い時間付き合って気持のよい文章でないことは、確かだ。
翻訳であれ、何であれ、文章を「読む」のは、すぐれて感覚的な行為だと思う。
だから、それが長編小説だとなおさらツライものがある。

勇名の陰で

片岡義男に「日本語の外へ」というエッセイ集がある。(角川文庫)
うかつにも知らなかったのだけれど、ふうん。こんなものも書いていたのね。
いやところが、これが、めっぽうおもしろいのだよ。
片岡義男といえば、オシャレだがどれもこれも中身のない作品ばかりで、勇名をはせていたものだ。
いまはもうだれも、そんなものは読まない。
でも、こちらの方は、ちょっといい。
読む価値がある。

7.04.2006

不覚にも

中田英寿の引退メッセージを読んだ。
なんだかなー
と思いながら読んでいたら、途中で、不覚にもジンときた。
これは、新聞にまで全文掲載された。
破格の扱いだ。
彼を嫌う人も、その存在感は、認めざるを得ないだろう。