いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

5.21.2012

プロ失格

久々に、コンサドーレをかますか。
先日の19日、第12節、アウェーの鹿島戦では、0-7の大敗を喫した。
現在、勝ち点は、たったの4
最下位である。

一方、ブービー17位の新潟は、ホームで磐田に、1-6と敗れ、即、監督とヘッドコーチを解任した。
それに較べて、札幌はどうか?
監督は、無責任なことはしたくないので自ら辞めるつもりはない、と。
フロントは、現体制で頑張ってほしい、と。
これじゃ、J1残留をあきらめたと受け取られてもしようがない。

成績の責任を取るのは、監督だし、その責任を取らせるのが、フロントの責任だろう、と思うが、札幌というクラブは、違うらしい。
ほとんど、僥倖というべきJ1復帰だったから、苦戦するのは、ある程度予想されていた。
しかし、ここまで、1勝1分10敗。
あまりにひどすぎる。

コンサドーレ札幌は、ファンから見捨てられる前に、自らあきらめてしまったようだ。
あきらめたプロチームを、まだ励ましてやりたいと思うファンもいるかもしれない。
でも、多くの人たちは、そんなチームの試合を、金を払ってまで見たいと思わないだろう。

5.09.2012

希望は言いたい

こないだ「テルマエ・ロマエ」を見ました。
多くを指摘しませんが、コミックを実写で映画化したら、まあ、あんなものでしょう。
だから、あれを評価しようなんて、ヤボなことはしません。
ただ、希望を言わせてもらえば、ギャグの部分以外は、あくまでも、重厚に、陰鬱に、猥雑に、つまり、リアルに演出してほしかった。
皇帝に、簡単に会えてしまったりするシーンは、コミックの中だけにして、特に、遠征中のテントの中に、簡単に入れてしまうところとか、あんな入り口で制止されながら、皇帝と会話できるなんて、あり得ないでしょう。(だから、コミックの世界なのだけれど)

美術は、そこそこ悪くないのだから、まともな設定とリアルな演出に挑戦すれば、邦画としては、過去にない、コメディの傑作となったかもしれません。
リアルな演出といっても、「グラディエーター」ほどにお金をかけられないでしょうから、限界はありますが。
ところで、リドリー・スコットは、その作品で、史実に反する脚色と批判されているようですが、歴史ものを映画化すれば、必ずそうした批判にさらされます。
あくまでエンターテインメントなので、その時代にあり得ない出来事や事物を演出しても、別に、かまわないのですが、リアルであればあるほど、許容度が狭まるのは、仕方ありません。

などとしょうもないことを書きつつも、「テルマエ・ロマエ」が、興行成績を伸ばしているのを見ると、わかりやすさとお約束ギャグと役者がハマったら、ここまでウケるのかと思いました。
これに似たパターンに、矢口史靖監督「ロボジー」がありますが、同じ不満を持ちました。
矢口史靖は、「ハッピーフライト」という完璧な作品を作っているのに、この「ロボジー」の不出来な感じは、どうしたことかと思いましたが(以前に書きました)、それは、またあらためて詳しく書きたいです。

鬼に金棒、バカに酒

小樽商科大学アメフト部の飲酒問題について。
学生9人(未成年7人を含む)が救急搬送され、うち一人(1年生男子)は、心肺停止状態だったと報道されています。
アメフト部では、飲酒強要が慣例だったという。
4年生が1年生に酒をつぎ、1年生は、その場で飲み干さねばならないそうです。
どこの世界にも、バカはいます。
これまで、同じことが何度あっても、バカは、また同じことを繰り返すわけです。
警察が聞き取りしているそうですが、大学側は、速やかに調査を済ませ、アメフト部は、廃部にし、関わった4年生は、全員退学処分にすべきでしょう。

5.06.2012

物語を読む喜びを

皆川博子「聖餐城」は、物語を読む喜びをよみがえらせてくれます。
舞台は、17世紀のヨーロッパ。
「三十年戦争」と呼ばれるカトリックとプロテスタントの宗教戦争のさなか、アディとイシュアという二人の若者の、生死をくぐり抜ける冒険物語です。
実在と架空と入り乱れて登場する、個性的で、魅力的な人物たちが、駆け引きを繰り広げる歴史絵巻でもあります。