いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

11.24.2013

最終戦

一度ならずも(つまり、何度も)見限ったコンサドーレだったが、最終戦に至って、これに勝てば、プレーオフというところにまで来た。
相手は、はるか下位のギラヴァンツ北九州。
過去、負けたことがない。
上位で、長崎と徳島が直接対決で、どちらかが負ける、あるいは、引き分ける。
札幌は、勝ちさえすればいいのだ。
たとえ、引き分けても、徳島が負ければ、得失点差で上になる。
だから、非常に有利な状況ではあった。
プレーオフ進出は、ほぼ手中にしたも同然の雰囲気だった。

結果、あろうことか、0-0の引き分け。
徳島は、長崎に勝ち、札幌のプレーオフは消えた。
試合前、20分ハーフのOB戦があった。
終わってから言えることだが、大事な一戦の前に、こうしたお祭りは、そぐわない感じがしていた。
さらに、キックインセレモニーでは、ベトナムとの友好か何か、そんなお題目付きで、レ・コン・ビン選手の奥さんが、ボールを蹴った。
これも、ちょっとどうかなという感じで、つまり、なんというか、全体にユルイ雰囲気だったわけだ。

札幌ドームには、2万4千人余りが入った。
勝って当然。
あんまり大量得点をして、相手をいたぶるような試合運びにするなよ。
みたいな雰囲気が、観客席にはあったと思う。
しかし、実際の試合運びは、慎重(というか、臆病)で、まず、先制する前に、失点してはならないという感じだった。(これはまあその通りだが)
攻め上がっても、守備を固める相手に手こずり、時間が、どんどん過ぎていく。
後半、選手を入れ替えてから、ゴール前に放り込むプレーが増える。
むろん、惜しいプレーも、いくつかあった。
ポストにはじかれたレ・コン・ビンのFKもあった。
あれがちょっと内側に当たっていれば、などと、あとから思い返しても、詮ない話だ。

結局、札幌は、下の松本山雅にも抜かれて、8位で今季を終えた。