いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

12.29.2011

ろくに読んでいない

津原泰水の文庫本を収集する際に、「ブラバン」も買いました。
というのも、単行本の方は、持っていなかったので(たぶん、古本屋へ処分したからだろうと)、しかし、なかを少し読んでみると、記憶がまるでありません。
チューバを吹いてやろうと思ったとか何とかの物語と勘違いしていました。
記憶というのは、アテになりません。
要するに、ろくに読んじゃいないのです。
ちなみに、こちらは、瀬川深「チューバはうたう」でしたね。(調べてみると)

12.27.2011

デザインがどうなんだろう?

という件。
サッカー日本代表の新しいユニフォームが発表されましたが、評判は、さんざんです。

ダサすぎる。
ジャージみたい。
審判かよ。
ナショナルカラーはどうしたの?
いまどきこんなの草チームでも着ない。
ここ20年で最悪だ。

胸中央の縦のラインは、「結束」を表しているそうですが、デザイン的にどうなんだろうと思います。
こりゃレプリカも売れませんね。

12.26.2011

「自炊」の続きの続き

やっぱり、違和感をぬぐえないのは、訴えた相手が「自炊代行業者」であるという点です。
業者の行為が、著作権法の解釈で違法とされ、禁止されたとしても、作家にとって、よいことはひとつもありません。
海賊版の問題は、「自炊代行業者」のせいではないからです。
出版業界は、作家たちを矢面に立たせることで(著作権を持っているのは彼らですから、うんと焚きつけたのでしょう)、世の中の共感を得られると考えたとしたら、とんでもない勘違いです。
会見した7人の作家たちは、みんなバカに見えました。
なかでも、東野圭吾は、ミステリー作家に似合わない非論理的な主張で、評判を落としました。
また、浅田次郎は、作風通り情緒的な主張で、ウケをねらいましたが、失笑ものでした。
本は、再販制度により、「書店で売れ残って出版社に返品される書籍は年間5億冊を超え、そのうち約2割の1億冊が断裁処分」(昭和図書の推計)されているといいます。
紙の本を誰がどう扱うかという問題を言うなら、こんな時代遅れの再販制度こそ、変えなければならないでしょう。

12.25.2011

世界を変容させる作家

津原泰水(つはら やすみ)は「ブラバン」を読んだだけで、あまりよく知らない作家でしたが、短編集「11 eleven」を読んで驚嘆しました。
無駄のない、力強い文体で、幻想的なイメージを鮮やかに描き出してみせます。
「言葉によって世界を変容させる」者こそ本当の作家と言えるでしょう。
確かに、これほどの作家が、いままで、無冠であったのが、ふしぎです。
というわけで、本屋とアマゾンで、めぼしい文庫本を買い占めました。
昔、少女小説家。その後、ホラー小説家。いまは、幻想小説家。
というレッテルを貼ってしまうのは惜しい。

12.23.2011

一人称に戻る

「検屍官」シリーズの18作目「変死体」(原題「Port Mortuary」)が出たので、さっそく読んでいます。
また一人称に戻っていました。
やっぱり、この方が、スカーペッタのグダグダを語るのに適してします。
複雑な筋立てよりも、彼女のエモーショナルな独白こそが、このシリーズの人気の理由ですから。
今度の舞台は、マサチューセッツ州ケンブリッジです。
ハーヴァード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)があるところです。

「自炊」の続き

いままでは、さして興味がなかったけれど、話を聞けば、やってみたくなりました。「自炊」
コミック本も、結構持っているので(疎開中)、あれを「自炊」して処分したら、さっぱりするだろうなと。
裁断機と両面スキャナ(そんなに高くない)があればいい。
業界の電子書籍への歩みは、カメのようですが、いずれは、否も応もなく、すべての書籍や雑誌を電子化するしかありません。
出版社の接待漬け(イメージ)の作家たちが、いかに抵抗しようと、読者が電子化を望んでいるのですから、しょうがないでしょう。

40年とな

福島原発の廃炉工程表なるものが、発表されました。
廃炉完了まで、最長で40年かかるとされています。
技術的に可能かどうかすらわからないなかで、40年なんて、これを決定した東電幹部も政府閣僚も、それまで生きていないでしょう。
建屋内の放射線量は、場所によって、毎時5,000ミリシーベルトに達するといいます。
その場所に1時間いたら、約半数の人が死亡するという線量です。
今回の事故により、原発作業員の年間被曝限度を250ミリシーベルトに上げましたが、毎時5,000ミリシーベルトの場所では、わずか3分で、その年間被曝限度に達してしまいます。
たとえば、ボルトを開けたり締めたり、物を移動させたり、わずかな作業をするたびに、いったい何人の作業員を投入しなければならないのでしょうか。
国内の派遣労働者で足りずに、規制緩和して、大量に外国人労働者を受け入れますか。
国際的な人権問題になりますね。

12.21.2011

「売ってないから盗む」?

「売ってないから盗む」って言い方は、当たるんでしょうかね?
作家たちが、いわゆる「自炊」代行業者を訴えたわけです。
本を買った人が、自分でそれをスキャナにかけ、電子化するぶんには、現行の著作権法では許されるそうです。
代行業者の場合は、「他炊」なので、ダメだという。
セコい話です。
本を買った人も、代行業者も、「盗んで」いるわけじゃありません。
もし、「自炊」機器レンタル業なんてのが出てきたら、どうするんでしょうか?
あるいは、「自炊」用に、裁断済みの古本が売られたりして。
どちらも、実際にありそうですね。
わたしは、自分の本を裁断する気になれないので、「自炊」は、やりません。(コミックなら、やってもいいかも)
読み飛ばされるようなミステリーとか、つまんないエッセイとか、紙の本で提供される価値もないような作品こそ、さっさと電子化すればいいんですよ。

12.19.2011

この国の「事象」

原発がメルトダウンしかけていたときに、「事故」を「事象」と言い換え、SPEEDIのデータを隠し、「ただちに健康に害はない」を繰り返し、国民を被曝させた政権が、「冷温停止」を宣言しました。
核燃料がメルトスルーし、圧力容器の外へ洩れ落ちてしまったのに、圧力容器内の温度を測って、100度以下だから「冷温停止」だという。
放射線量が高すぎて、建屋の中にも入れないのに、何が「冷温停止」でしょうか。
いや、あれは、「冷温停止状態」の宣言であって、「冷温停止」そのものではない。という意見もありました。
あろうことか、総理大臣からは「事故収束」発言まで出ました。
「事故収束状態」のことでしょうか?

12.17.2011

不可能な任務

「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」を見てきました。
ドバイの超高層ビルのシーンは、クライマックスで使われるのかと思っていたら、前半で、あっさり出てきました。
砂嵐の中でのカーチェイスや巨大な立体駐車場でのアクションシーンなど、盛りだくさんですが、世界一高いビルのガラスの壁面を、スタントを使わずに、自分でワイヤーにぶら下がって、登ったり、駆けたりするなんてのは、トム・クルーズ以外、誰にもできゃしません。
もともとは、虚々実々のスパイ合戦の中で、相手を完全に欺く、仕掛けの痛快さを楽しむ映画ですが、派手なアクションが中心になってしまいました。
とはいえ、そう思うから、そうなのであって、単に、アクション映画として見ればいいのです。
冒頭、ロシアの刑務所から脱出するところなど、なかなかに、きめ細かいアクションシーンです。
トム・クルーズが、自分の房の階から、ひらりと下の階の廊下に降りるアクションだって、さりげなくやっていますが、ふつうの俳優に、あんなマネはできません。
もうじき50歳になろうというのに、「不可能な任務」を遂行するイーサン・ハントを演じられるのは、彼しかいないでしょう。

12.14.2011

まぜるな危険

杉並区の小学校で、芝生の養生シートから、高濃度のセシウムが検出された問題。

「シート1キロに対し他の廃棄物1トンを混ぜて焼却すれば放射性物質は十分希釈される」(環境省)

おいおい。冗談だろ。
担当者は、アタマでも打ったのか。
希釈されるって・・・それ焼却したら同じことだろうが。
1キロ当たり9万6百ベクレルの放射性セシウムは、他の廃棄物1トンに混ぜて焼いたところで、9万6百ベクレルの数値が下がるわけじゃない。
むしろ、他の廃棄物に付着した放射性物質が加わることになる。
どこぞのゴミ焼却場では、焼却灰に放射性物質が濃縮され、埋めることもできず、施設内に保管しているというじゃないか。
もしかして、焼却灰の放射能測定をやらないつもりか?

どんなゴミも混ぜればOK?
環境省の役割って何?
環境汚染をゴマかすのが仕事か?

12.12.2011

飽きないドラマ

で、まあ、こんな話題も、アレですが
「ザ・ホワイトハウス」ファーストシーズンの第10話で、ドナがジョシュと廊下を歩きながらのマシンガントークという、いつものシーンです。
ドナがスキー用具のリストを渡し、クリスマスプレゼントをねだるという、ユーモラスなやり取りですが、彼女の着ている薄いセーターからは、なんと、ふたつの乳首が盛り上がっているのが見えます。
おお、ホワイトハウスでは、女性職員がブラジャーなしでも、お咎めなしなのか。
と感心していると、その後のシーンでは、その乳首がなくなっています。
やっぱり注意されてブラジャーをつけたのか。
って、そんなわけなくて、こりゃ演出だろう。
どういう演出なのだろうと、考えたり、考えていなかったりで、乳首はともかく、何度見ても飽きないドラマです。

月食

こないだ(といっても一昨日)の皆既月食は、残念ながら、雲がかかって、くっきりとは見えませんでした。
それでも、だんだんに欠けていく様子はわかりました。
写真も撮りましたが、ぼんやりした月は、風情があるものの、まったく月食らしくなく、つまらないので、載せません。
もともと、月食というのは、日食に較べて、さほどおもしろいものではありません。
(って言い草も、なんだかですが)

12.09.2011

まったく信用できない

今日、東電は、前所長の「病名」と「被曝線量」を発表しました。
食道がんだという。
被曝線量は、約70ミリシーベルトだそうです。
被曝の影響による食道がんの場合、潜伏期間が5~10年だから因果関係はない。としました。
だったら、最初から公表すればよかったのです。
しかし、食道がんというのは本当なのかもしれませんが、そのほかに、異常はないのか?
被曝線量は、本当にそんな程度なのか?
はっきり言って、信用できません。
被曝線量を日に平均してみると、原発事故の最前線で指揮を執っていた人が、この程度の被曝で済んでいたとは、とても信じられません。
特に、事故直後は、ものすごい量の被曝をしたはずです。

12.08.2011

バカ発見器

やっていいこととそうでないことの区別がつけられないのか? と思うような出来事が、ネットがらみで、ときどき(いや、しょっちゅう)起こります。
大阪府立高校の非常勤講師が、生徒の答案用紙の画像(一部)を、自分のツイッターに公開して、解答内容をからかうようなコメントを書き込んでいたという。
本人「軽率だった。反省している」

ツイッターを「バカ発見器」とは、よく言ったもんです。
ブログも、その類に含まれますが、とうていツイッターには及びません。
注目されてナンボ(お前は芸能人か)なんて感性で、ろくに考えもせず書き込んでいたら、いずれ大変な目に遭うでしょう。
(おお、ひとのことを言ってる場合じゃないな)

プライバシーの問題なのか

福島原発の吉田前所長が入院した件について。
東電は、プライバシーを理由に「病名」や「被曝線量」を公表していません。
平時なら、それで許されるでしょう。
しかし、事故発生以降は、カラダを張って指揮を執ってきた人物が、退任し、それも、急な病気で入院したのだから、さまざまな憶測や流言飛語を防ぐためにも、それらを公表することは、プライバシーを超える公共性があるでしょう。
病気と放射線被曝に因果関係は考えられないという専門家の意見も、じゃあ逆に、因果関係なんて証明できるのか? と思います。
本当に因果関係が考えられない「病名」なら、本人の了解を得て、公表することができるはずです。
本人がしっかりしたコメントを発表しているところをみると、精神的な疾患ではないでしょう。
あと「被曝線量」についても、通常なら、公表されるべきものではありませんが、一作業員ではなく、現場の責任者として、日本の運命を託されたに等しい人物は、すでに「公人」に近く、プライバシーより、公共の利益が優先されるものと思います。
だから、公表しないのは、公表すると困ることになるからだろうと、世間は、想像するわけです。

経産大臣は、病気と放射線被曝に直接的な関係はないとコメントしました。
関係がないなら、なおさら公表すべきです。
しかし、「病名」は「プライバシー性が高い」という。
そらそうだ。
もし、本人に拒否されていたのなら、仕方ありません。
ただ、いずれ、どこからか情報は洩れ、あとで問題になるでしょう。
一連の対応は、墓穴を掘っているとしか思われません。

12.07.2011

そんなに大丈夫なら

粉ミルクから放射性セシウムが検出された。
1キロ当たり最大30.8ベクレルだったという。
例によって、専門家は揃って「健康に影響ない」と言っている。
じゃ、お前らの孫に飲ませていればいいだろう。
もし、店頭に、セシウムが検出された製品とそうでない製品が並んでいたら、どっちを買うんだ?
安全だと言われるにもかかわらず、メーカーは、製品を回収するという。
当たり前だ。そんなもの、誰が買うんだ。
そのメーカーの他の製品も売れなくなってしまうだろう。
東電や経産省や厚労省の共済組合で、風評被害防止のため、併せて、福利厚生の一環として、セシウム入りを全量買い上げ、乳児のいる職員に配付したらどうだ?

12.03.2011

やりました!!

祝 J1復帰!!
いや~やりましたねえ。
2-1で FC東京に勝って、J1復帰を決めました。
前半に内村の2ゴール。
どちらもすばらしいゴールでした。
後半35分、1点を返されてから、薄氷を踏むような展開でしたが、頑張って耐えて、ついに終了のホイッスルを聞く。
勝点で並んでいた徳島は、岡山に0-1で負けました。
岡山の1点は、後半ロスタイムだったから、これが、逆に、徳島が得点していて、札幌がさらに2点目を入れられて、引き分けになっていたら、立場が入れ替わったところでした。
選手たちは、みな泣いていました。
札幌ドームは、3万9千人入ったそうです。