いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

12.29.2009

どろどろ

コーンウェル「検屍官」シリーズの新作が出ている。
タイトルもそのまま「スカーペッタ」(原題「SCARPETTA」)
おなじみのベントンとピート・マリーノをまじえて、どろどろの人間ドラマが展開する。
このどろどろがたまらない。

12.24.2009

追記っぽく

昨日、「日蝕」のパクリ問題について書いた。
繰り返すが、わたしは「日蝕」をちゃんと読んでいない。
だから、どこがどうパクリなのか、確認しているわけではない。
これは、佐藤亜紀と新潮社の確執から生まれた問題らしいので、確認するなら、そこから解きほぐさなければならないだろう。
しかし、そんなことに興味はない。
作品を作品として愉しむだけだ。
ただ、たまたま平野啓一郎の作品は、肌が合わなかったので、読まなかっただけだ。

12.23.2009

もったいない

「バルタザールの遍歴」は、圧倒的だった。
どこがどういいんだと聞かれても、困るが、読んでいて、とにかく愉しかった。
この作家、すごく有名というわけでもないし、作品数も多くなければ、大して売れているともいえない。
もったいないことだ。
読まれないのは、もったいないが、あまり読まれすぎても、ふしぎなことにクォリティが落ちるから、むしろ、読まれないほうがいい。
次に、いわくつきの「鏡の影」を読んでいる。
いわくつきというのは、平野啓一郎「日蝕」(芥川賞受賞)のパクリ問題だ。
「日蝕」を、わたしは、ちゃんと読んでいない。
パクリ問題については、知らなかったが、立ち読みで、なにやら癇にさわったので、その後、手に取ることもなかった。
癇にさわる勘も、結構、当たっているのかもしれない。

12.13.2009

おもしろい本を読みたいだけなのだ

世の中に、まだこんなふうに、才能を感じさせる作家がいたのか。
名前がいかにも軽いので、見過ごしていたかもしれないと、不明を恥じる。
佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」(文春文庫)を読んでいる。
さっそく、アマゾンで、この作家の文庫本をまとめて注文する。
本当に気に入れば、単行本も。
とりあえず、エッセーは、避けておこう。
ブログも避けたほうがよさそうだ。
戦闘的な作家のようだが、場外乱闘に興味はないので。

12.06.2009

笑えない

谷口ジローの選集が出ていた。
全3巻というのが、いかにも中途半端で、残念だ。
益田ミリの新刊も見つけた。
こないだ「造詣(ぞうけい)が深い」という言い回しを、「ぞうし」と読んで恥をかいた。
じゃ「参詣」は、何と読んでいたのだろう?
で、コミックを読んでいたら、前の総理大臣を笑えない。