いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

5.27.2006

いちいちタバコを

ドラマ「白い巨塔」(唐沢寿明の方)をDVDでまとめて見る。
予想外におもしろいので驚いている。
ただ、演出で気になるところが・・・
喫煙シーンだ。
これがやたらに多い。
物語の舞台は、現代の医療機関。登場人物は、ほとんど医師。
物語の内容は、いくらか前時代的かもしれないけれど、普通、あんなにタバコを吸う人物が多いとは思えない。
それより、演技の中に、いちいちタバコを扱う動作が入って、昔の日本映画さながらの泥臭さ。タバコを小道具にした演出の安易さ。というか、不毛さを感じさせて、極めて残念だ。

5.24.2006

なぜか心細い

プレドニンをさらに減量。今日から2錠(10mg)になる。
なぜか心細い。体調変わらず。とりあえず悪くはない。
よく眠れないのと、妙に食欲が旺盛なのが、気にかかる。
かゆいのはあいかわらず。それでも、少しずつよくなっているような気はする。(そう思いたい)
職場との往復以外、出かけることは控えていたけれど、昨日は、ひさしぶりに本屋へ寄り道した。
瀬尾まいこの新作が出ていた。でも、全然読む気になれず。

5.21.2006

限られたテーマ

この際もう、テーマは、これっきゃない。
病院からかゆみ止めの外用薬として、塗り薬が2種類処方されている。
リンデロン-VG軟膏(顔用)とマイザークリーム(体用)。
いずれも、副腎皮質ホルモン剤だ。
顔の方は、あごや首筋の辺りが少しかさつく程度で、すごくかゆいということはない。
一方、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、日夜攻防を繰り広げている体の方は、唯一の対症療法であるこの塗り薬を、こまめに(しかし、なんだか怖いので、塗りすぎないように注意しながら)塗ってはいるけれど、効果は、ほとんどなし。
う~鷺じゃ。そりゃ鳥じゃ。もとい、詐欺じゃ。

局地戦

夜、体がかゆくて眠れないでいると、知らない間にウトウトしていたりして、いま眠っていたのか、いないのか、わからなくなることがある。
そんなときには、夢なのか、現実なのか、区別できないようなことを見たり、考えたりして、おもしろいと言えば、おもしろいけれど、実生活には何の役にも立たないので、結局、精神的に疲労するだけだ。
昨夜は、午前2時に、はっと天啓(?)を得て、「このかゆいという症状の本質が見えた!」と思った。
というか、「このかゆいという症状」の全貌があきらかになり、今後は治癒する道程のみが続いている。そう感じた。何の根拠もないにもかかわらず。
わけのわからないことを、と思われるかもしれないけれど、さほどに「このかゆいという症状」は、心身共に耐え難く、いつ終わるとも知れない戦いの徒労感と、いずれ勝利することは望めない挫折感に包まれているのだった。
戦線は、全身に広がっているものの、各地で痛んだ皮膚との駆け引きが必要であり、数多くの局地戦が展開されている。

5.20.2006

ストライカーのいない国

日本人にFWは存在せず、いるのはパサーに徹したMFだけ。
ドリブルで局面を打開するよりも、絶妙なスルーパスを尊ぶ。
いくら中盤を支配し、前線にボールを供給しても、シュートを打てない・一対一に弱い・フィジカルに劣る・名ばかりのFWが、ゴール決められないので、結局、勝てるわけがない。
唯一、勝てる可能性があるとすれば、セットプレーだ。
予選突破のカギは、中村俊輔が握っている。

5.19.2006

焦燥感と掻痒感

金曜日じゃ~
畜生、今夜は、いつまでも起きててやるぜ。
不眠は、「眠らなくちゃ」という強迫観念とともにある。
午前2時を回っても、眠くならないときの苛立ちというか、焦燥感というか。
しかし、眠らなくても、明日に差し支えがないなら、不眠もクソもあるものか。
一方、このかゆいのだけは、どうしようもない。
この強烈な掻痒感が軽減すれば、たぶんもっと楽に眠れるだろう。

5.17.2006

あいかわらずかゆい

今日からプレドニンを6錠(30mg)から4錠(20mg)に減らす。
で、今日からフルタイムで仕事。
特に異状なし。ただ、あいかわらず体はかゆい。
昨日の血液検査だと、肝機能は、ほぼ回復してきている。
EOS(好酸球数)の数値がまだ高い。
ウイルス検査の結果が出ていないけれど(ずいぶんかかるのね)、結局、原因不明だろう。
仮に薬のアレルギーだとしても、原因物質が特定できなければ、意味がない。
とりあえず、これまで使ったことのある薬は、二度と使わないようにする。

5.15.2006

サッカー小説

野沢尚「龍時 03-04」の文庫版が出ていたので買う。
単行本の方も持ってはいるけれど。(な何故だっ!?)
さて、これは、読むに耐えるサッカー小説である。
全3巻。1巻目「01-02」は、すばらしい。2巻目「02-03」は、ちょっと退屈。
でも、3巻目のこれは、なかなかに楽しませてくれる。
野沢尚は一昨年の6月に自殺している。享年44歳。
もっと書いてほしかった。

5.14.2006

ひどすぎる~

第15節、神戸戦。ホーム厚別。
テレビ観戦。(療養中なので当たり前)
1-6の壊れた試合だった。
後半、あろうことか居眠りしてしまう。
おお、不眠のわたしに眠りの恵みをもたらしてくれるなんて!
それにしても、ホームで6失点はひどすぎる~

不眠の夢

眠れない。という夢を見ていた。
ようやく朝だ。5時半。やっぱり眠れなかった。と思ったところで、目が覚めた。
時計を見たら、午前1時を回ったところ。
おおっ、もしかして、いまわたしは眠っていたのか!?

5.13.2006

かゆい

かゆみ止めの内服薬と軟膏も使っているんだけど、かゆいものは、かゆい。
一時のように猛烈なかゆさはないものの、常に体のどこかがかゆくてかいている。
本当にそこがかゆくてかいているのか、実は大してかゆくもないのにかいているから余計かゆくなるのか、かいているうちにわからなくなっている。
いや、確かにかいているんだからかゆいんだろう。
かゆいところに手が届く。などと言うけれど、ただ、かゆいところが増えるだけじゃないか。

気味が悪い

退院後の睡眠状況を一覧表にしてみた。
何日何時から何時まで眠ったという記録だ。
そんなことができるのかと思うかもしれないけど、できたんだからしょうがない。
すると、10日夜から今日(13日)午前中までに通算6時間しか眠っていないことがわかった。
それなのに、わりと普通に元気なので、気味が悪い。

5.12.2006

どうにもならないこととそういうわけにいかないこと

10日に退院し、昨日、今日と発熱もなく、体調もいい。
これなら、来週から出勤しても大丈夫だろう。
問題は、顔だ。
顔は、どうにもならない。
むくみはほとんど消えたものの、皮膚が粉を吹いたように剥離(しかも重層的に)しているところと、まだ膿包やかさぶたになっているところと、悲惨な状況だ。

プレドニンの副作用なのか、夜、眠れない。
もっとも、先月の28日に発熱してから、まともに眠れた日などないのだけれど。
眠れないから、いっそ眠るのをあきらめて、何かするかといっても、じきに目はショボショボするし、体は疲れてくるし、やっぱり横になっていた方が楽だということになる。
昼間うとうとすることで、睡眠不足を補ってきた。
でも、仕事に出たら、そういうわけにいかないだろう。

路地裏のバスケ

サッカーワールドカップドイツ大会を中継するNHKのテーマソング「チャンピオーネ」(オレンジレンジ)
ありゃいただけません。
ラップとサッカーって合わない。
NHKなんだから(って理屈もないか)正面から堂々と格調高くやるか、シンプルにポピュラーにやるか、どっちかだろうと思うけれどね。
あの曲を聴いてると、おまえらはよ~ほら人数足りねえだろ。いいから路地裏でバスケしてな。って言いたくなる。

5.10.2006

まだ終わらない顛末

実は、5日から入院していた。
発熱は、先月の28日だったけれど、その前(25日頃)から、発疹がポツポツ出始めていたのだ。
なんかだるいようなひどく疲れたような感じがしていたので、すでに微熱があったかもしれない。

1日、こりゃダメだと妻に強く言われ、仕事を休み、受診する。
最初、風しんじゃないかと思った。(私は免疫がないと思っていたので)
皮膚科に回される。

「風しんの症状の出方ではありません。何らかのウイルス性疾患でしょう。」
と言われ、解熱剤とかゆみ止めを出される。
6日に再度受診することになる。

毎朝、38度台の熱。(39度を超えるときも)
解熱剤を飲むと、じきに下がるけれど、またじわじわと上がり始め、氷枕にアタマを突っ込んでいる。
そのくりかえし。
大型連休、この氷枕だけが友だちだった。

3日深夜、こりゃダメだと妻に強く言われ、6日まで待てないと、先日受診した病院の救急に向かう。
ずいぶん待たされたけれど、診察室に入ったら、あれやこれや質問され、時間をかけて調べられる。
救急なのにこんなにひとりにかけていて大丈夫なのか。(って私が言うのもヘンだけれど)

研修医が多い。
研修医は、すぐわかる。触診が触診になってないからだ。
いやそんなことはどうでもいい。スタッフドクターらしき人も、やってくる。小児科の医師まで見物に来る。私の症状は、うまくハマらない症例だったらしい。
このとき、全身発疹だらけにもかかわらず、顔にはほとんど異状がなかった。
何らかのアレルギー反応でしょうと言われる。

点滴を受け、座薬(解熱剤)を入れ、帰される。
Sという内科医が、5日に受診できますかと聞くので、受診することにする。
帰宅したら、午前4時だった。

5日受診。
顔にも症状が出始める。ウロコ岩(?)のような隆起が首筋から頬にかけてでき、全体にむくんでいる。
あいかわらずの発熱。ますますひどくなる発疹。リンパの腫れ。
夜、ほとんど眠られず。始めはあった食欲もなくなり、消耗がはげしい。
そのまま内科病棟に入院。主治医はHという内科医。

もとは皮膚科を受診した患者が、次回受診日まで待てずに、救急にかかり、別の科に入院。
薬剤アレルギーではないかと考えた内科と、必ずしもそうではないと考えた皮膚科。
内科に入院した以上、内科の患者になるのだけれど、その後、治療方針(ステロイド剤の使用)をめぐって、意見の相違があったものと思われる。
というか、直接きちんとした意見交換があったとは思われない。
こんなときこそ、病院薬剤師の出番だ。うまく橋渡しを期待したい。

6日、顔はパンパンに腫れ、両目が開けられないほどだ。
おお、目だけは朝青龍みたい。
膿包とかさぶた。異様な汚らしさだ。
予定通り、皮膚科を受診。
夜からステロイド剤の点滴。

毎日の採血。
「チクッとしますよ」と言う。
言葉というのは便利だ。これは、チクッとじゃなく、グサッとだ。
刺しても痛くない注射針が開発されていると聞いたけれど、あれはウソなのか。

病院食はシンプル、まずくはない。
量もこれで十分だし、おかずもこれ以上必要ない。
ふだんどれだけ余分なものを食べているかがわかる。

7日、顔は怪獣になってしまったけれど、肉体的には劇的に楽になる。
本を読む余裕さえ出てきた。
でも、これは治ってきたからではなく、見せかけのものだということが、あとでわかる。

体中かゆい。
かかないように注意していても、ついかいてしまう。
特に、夜は(眠れないせいもあるけれど)かゆくてかゆくてたまらない。あちこち散漫にかいたり、集中してかいたり、テーマを決めて(?)かいたり。
なるべくかかないで眠れ。というのは、なるべく息をしないで眠れと言われているようなものだ。

8日、錠剤に変わる。
プレドニン6錠(30mg)、朝、全部飲む。
9日に4錠(20mg)、10日に2錠(10mg)飲んで、状態がよければ、その10日にも退院と聞かされて喜ぶ。あとは、通院と自宅療養というわけだ。
診断書は、薬剤過敏症、肝機能障害となっていた。

胸のレントゲン撮影。上腹部の超音波撮影。ウイルス検査。麻しんと風しんの検査。
血液検査の経過では、当然肝機能が落ちている。
好酸球数の増加。
少しずつ正常値に回復しつつあるようなないような。

9日の朝、微熱。
少しだるい。よくない兆候だ。
体力的に消耗していると、微熱であっても、コタえる。
また氷枕と友だち。

サッカーキリンカップのつまらないゲームを見たあと、背中に痛みを感じる。
ベッドに横になってばかりいるからかと思ったけれど、体の中からの痛みだ。
背中の中心部から左側。臓器でいえば膵臓の辺りだ。
ガマンしていたものの、とうとうこらえられず、ナースコールを押す。
説明しているのに、発疹があるから湿布は張れないなどバカなことを言う。
医師の指示を受けたのか、すでに処方されているカロナール錠を飲むように言われる。

カロナール効かず。
2時間耐えたけれど、限界となり、ナースコールに泣きつく。
そっちは夜勤が仕事。こっちは痛がる患者の役割だからしょうがない。
座薬の鎮痛剤を入れる。(座薬は自分で入れることにしている)

座薬全然効かず。
七転八倒。寝ていても座っていても、痛い。
激痛というわけでない。鈍い痛みがジワッと強まり、そのまま同じ調子で続いているような感じ。
どうにもならず、最後には立ち上がって、体をかきながら、時間が過ぎるのをただ待っている。
こりゃ拷問だ。

看護師が覗きに来て、医師を呼んでくれたらしい。
来たのは若い女性。また研修医だ。
ここは、ドクターヘリを常駐させるような大病院なのに、夜勤体制は、何も知らない看護師と経験のない研修医しかいないのか。
ベッド脇の電話(外線もかけられる)から119番しようかと思ったというジョークを思いつく。

尿検査、血液検査。(結果は真夜中でもすぐに出る)
超音波検査。う~早く痛み止めを打ってくれ~
たぶん手順があるんだろう、ようやく麻薬系の鎮痛剤(何か知らない)を注射してくれる。
ようやく落ち着き、明け方、うとうと。
(しかし、この部分の騒動は、今回の病気の原因と関係ないかもしれない)

10日、微熱。軽いだるさ。
朝、H医師は、退院の延期も考えましょうと言っていたけれど、その後、たぶん上司に判断を仰いだんだろう、予定通り退院可能と変わった。
午前中に予定していたCT撮影は中止。(造影剤を入れて、反応するリスクもあるのでと)
今回の病状は、血液好酸球数の増加からみて、何らかのアレルギー反応なので、皮膚科と相談のうえ、ステロイド剤をもう少し使って様子を見るということになったそうだ。
プレドニンを6錠(30mg)に戻し、次回通院日16日まで続けることになる。

午後、皮膚科受診。
その後、H医師からこれまでの検査結果などについて説明を受ける。
ヒトヘルペス何号ウイルス?の検査(保険外)は、まだ結果が出ていない。
麻しん、風しんの検査結果は、過去にかかったことがあるということ。(風しんにもかかっていたんだ)
腹部超音波検査は、特に所見なし。いや、胆のうの壁が一部厚くなり、炎症の兆候か? あとは前から持っていた肝嚢胞。
肝機能は、データ的にみて横ばいか、もしくは回復傾向。
火急のときでもあるし、肝臓に負担がかかるのは、あきらめるしかない。

でもって、処方薬をもらい、退院手続きを行って、ようやく帰宅。
発熱が不安。
あとは、この怪獣から人間に戻った顔を、どう修復すればいいのか。