いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

1.31.2009

それがどうなの

坪内祐三「考える人」(文庫版で出たところだった)の一番目は、小林秀雄だけれど、これがほとんど意味不明なのだ。
若い頃、小林秀雄には、妙な反感を覚えていて、ろくに読んでいなかったが、「本居宣長」だけは持っていた。
それで思い出して、見てみると、小林秀雄全集の一巻で、昭和54年発行だった。
すべて歴史的仮名遣い(正字正仮名)である。
しおりひもが84ページ目に挟まっていて、難解さに(いったい何を言いたいのかわからないことに)辟易して投げ出したあとが、明瞭だった。
当代随一の知性が、何かしら意味ありげなことを延々と語っている。
しかし、いったいこれは評論なのだろうか? と思った記憶がある。
要するに、内容が理解できなくて投げ出したのだった。
だからいまどうするという話でもない。

1.29.2009

読まなくても買う

奥泉光の新作「神器」が上下2巻で出ている。
読むには、少しダルイかも。
また、奇抜な展開が用意されているのだろう。
そこが疲れるといえば、疲れる。
でも、ファンだから、買う。

1.25.2009

反則的な割引

アマゾンで新品27%引き、中古39%引きだったDVD(映画)が、ステラプレイスのHMVで50%引きになっていた。
こりゃ反則だろう。(笑)
新作なら、そんなことはないが、いつの時点で、大幅割引きに変貌するのかが、わからない。
たぶん、時期も、割引率も、一律ではないんだろう。
まめにチェックしてなければ、わからないから、客寄せには、いいかもしれない。
でも、はじめから買うつもりでいる作品は、さっさとアマゾンで注文してしまう。
だから、ひやかしなら、HMVなど覗かない方が、精神衛生を悪くしないで済む。

1.24.2009

別の才能

池澤夏樹編集「世界文学全集」(河出書房新社)が、道新夕刊で、見開きスペースで紹介されていた。
関心が薄くて、こんなシリーズが刊行されているとは知らなかった。
全集に収められているミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」の西永良成訳は、とてもいい。
本屋で立ち読みして思った。
さっそくアマゾンで注文する。(古本を)
これは、フランス語版から翻訳したものだという。
クンデラは、チェコ人だが、フランス語でも書いていたらしいし、このフランス語版は、クンデラ自身が「改訳を加えて、真正テクストと認めた」というから、重訳には当たらないだろう。
先達の千野栄一訳(集英社)は、チェコ語から訳出しているのだが、ひどすぎる。
池澤夏樹も「クンデラ小論 あるいは『存在の耐えられない軽さ』の重さ」の中で書いている。
外国文学は、いったい適切に翻訳されているかどうか、非才な身にとっては、確認しようもないのだが、あまりに読みにくかったり、文章として成立していなかったりすると、こりゃどうなのかなと思ってしまう。
学問研究と作品翻訳には、別の才能が必要だ。

1.17.2009

さすがバイオ

ソニーから新しいモバイルノートが出た。
いや、これから出るらしい。
店頭にデモ機があったので、触ってみる。
なるほど、縦にタッチパッド分を縮め、横に必要なキイピッチを確保すると、このスタイルになるか。
スティックポインタがわずらわしくならないか、ちょっと気になったものの、全体の高級な質感と手触りのよさは、さすがというべきデザインだ。
台湾製など足下にも及ばない。

1.11.2009

そんな時代も

例によって、ヨドバシでブルーレイレコーダーの価格をリサーチ。
ついでに(最近、あまり行かなかったが)パソコン周辺機器の売り場をうろついてみた。
ハードディスクドライブは、完全にtera(テラ)サイズの領域に入っている。
しかも、決して高くない。
昔、giga(ギガ)サイズで驚いていた時代があったなんて、信じられない。
tera(テラ)の上、1,000teraは、peta(ペタ)だというが、そんな時代も来るのだろうか?

1.10.2009

今年もよろしく

書かないでいると、だんだん書かなくなるのが、ブログだ。
必ずとは言えないけれど、ほぼ毎日書いてこそ、ブログだと思う。
ブログに限らず、更新されないサイトには、いずれ誰もアクセスしなくなる。
ここにアクセスする奴がいるのか?という突っ込みに対しては、「お前がいるじゃないか」と。
他に日本全国で3人はカタい。