先日、DVD を iPad に取り込む話を書きました。
これは、パソコン(iTunes) を介して行うわけですが、ネットから2種類のツールをダウンロードして、手順通りやってみても、うまくできない場合があります。
ネット上の説明では、いかにも簡単そうですが、細かい設定に触れられていないことが多いです。
わたしは、市販のマニュアル本を見ながらやりました。
ま、ただで手に入る情報と、そうでない情報の差と言えば、言えますが。
あと、気になるところは、著作権法の私的使用複製の例外規定についての解釈。
そのマニュアル本のなかでも、説明されていますが、これは、ネット上でも、膨大な量の情報があります。
CSS (Content Scrambling System)が「技術的保護手段の回避」に当たるかどうかということです。
やはり、現行の著作権法の条文に沿って解釈すべきであって、CSS がアクセスコントロール技術だからという点から論理展開すると、両論あり得るという話になってしまいます。
不正競争防止法による解釈も、話をややこしくしています。
買った(借りた)DVD を個人がどんな方法で視聴するかまで、現行の著作権法では、制限していないということでしょう。
ネットを見ていて感じたのは、数々の「おしえて」関係の素人Q&Aに間違いが多いことです。
回答者に何らかの背景があるのか、ただのお調子者なのか、わかりませんが、鵜呑みにする前に、まず、ネットの中では、広くバランスを取って情報収集する必要があります。