いつまでも生きがいとか言ってんじゃねぇよ (^^)/

5.25.2009

おカネの話でもない

今度は、おカネの話でもない。
マンションを選ぶということは、予算とのバランスを考え、何を優先し、何をあきらめるかという選択になる。
マンションという商品は、複雑な要素で構成されていて、建物のハード的な品質や住まいとしての使いよさのほかに、立地(最寄り駅や周辺環境)、間取りの方位や階数、そして眺望(将来の予測も含めて)、あるいは資産価値(売ったり貸したりできるか)など、それらが組み合わさって納得できる価格かどうかが問われる。
値引きという要素についても、単純ではない。
デベロッパーの販売戦略により値引きの時期や方法にも種々あるので、一概に比較できない。
家電製品ならば、どこで買おうと同じ機種は同じなので、値引き合戦が成立するけれど、マンションは、そうもいかないところが難しいのだ。
そうすると、選択の基準は、おのずと見えてくる。
高すぎれば、もちろん買わない(買えない)けれど、安ければ買うというものでもない。
安いには安いなりの理由があるから、そこを納得できさえすれば、よい選択になる。
結果、失敗したということがあるかもしれないけれど、納得して選択したのなら、あきらめがつくというものだ。
逆に背伸びして高いものを買って、ローンや固定資産税の支払いにあえぐとしても、覚悟して選択したのなら、頑張れるというものだ。
などとエラソーに語ってみたかった。

5.24.2009

おカネの話

実は、マンションを買うことにした。
しばらく音沙汰がないと思えば、そんなことにかまけていたのだ。
投資などではなく、住むためのマンションだ。
人並みに調べたり、考えたり、おまけに悩んだりしたので、疲れることおびただしい。
真っ先におカネの話になるのは、やむを得ない。
なんせ高い買い物だからだ。
マンションじたいの価格は、もちろん一番重要な点ではあるけれど、調べるうちに、愕然とすることがわかってくる。
経験した人は、ご存知だろう。
数々の諸費用と税金である。
特に、税金の多さには、あきれかえる。
印紙税、登録免許税に始まって、不動産取得税、固定資産税に都市計画税だ。
マンションの価格が日常的な感覚から遊離しているので、おかしいと感じられないけれど、これらの諸費用と税金は、ふつうならひっくりかえってしまうような出費である。
それでも、ひっくりかえらずに、購入に踏み切れるのは、マンションという媚薬の副作用か。